やりたい事とやらなきゃいけない事
先日息子とかなり長い時間話し合いをしました。
内容は息子のサッカーへの取り組み方について。
息子は言います。「プロサッカー選手になりたい!」
本当になれるかは置いといて、子供がやりたいと言っている事は全力で応援しようと思います。
しかし、普段の生活を見ていると「本当になりたいの?」と思う練習量と質。
セレクションや強豪チームの練習に参加しても、同年代の上手い子達から特に強い刺激を受けている感じも無い。
お世辞にもサッカーに凄くのめり込んでいるとは思えない。
親としては健やかに楽しく生きてくれれば何も問題無いので、プロサッカー選手にならなくても全然いいんです。本当にやりたい事見つかればいいんです。
続けて息子は言います。「オレはサッカーが本当に好きだ!」
以前も言いましたが、僕は長い事音楽にのめり込んでいました。(今も大好きです)
バイトしたり小遣いを貯めてひたすらCDやレコードを買い漁って聴いたり、楽器の練習もメチャクチャやりました。毎日毎日、誰に求められることも無く、楽しくてひたすらやってました。
僕の中の「本当に好き・本当にやりたい」とはそういう感じです。
だってやりたいんだもん。やるよね。好きなんだもん。聴くよね。
いま生業にしている飲食業に対してもそうです。
お客様を喜ばせたい。
スタッフが何よりお客様の事を考えて楽しそうに仕事をしていて、目の前が満席でみんなが楽しそうに飲み食いしている風景が何より大好きです。
だから考える。勉強する。研究する。
子供に伝えました。「やらされてる事ほど辛い事は無い。本当にやりたい事なのなら、まずどういう時が一番楽しいのかを考えよう。」
自分で考えて突破口を開いて、その結果良い方向に転がるように取り組めたなら、それは必ず次に繋がる成功体験になる。
僕たちは奴隷じゃない。自分が費やす時間の楽しみ方は自分で決めんだぜ。
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