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浪人時代の話(その8)

浪人時代(1999年)を彩った話として、
・ノストラダムスの大予言
・松坂大輔
・モーニング娘
の3点は外せないだろう。
ノストラダムスの大予言はテレビなどのマスメディアで盛んに報じられていた。
私も1999年の7月31日23時59分59秒まではラジオで時報に耳を傾けていた。
8月1日の0時の時報を聞いて一安心したものだ。
ノストラダムスの母国フランスでは全く報道されていない、という話はしっていても気になるものだった。

松坂の活躍はみな気にしていたところだ。
1998年度の44勝無敗での公式戦全勝。神宮センバツ選手権国体の4冠は今でも唯一である。準々決勝のPL戦の延長での死闘、準決勝の明徳義塾戦の奇跡の逆転勝利、決勝京都外大西戦でのノーノー。劇的な物語だった。
プロ入りしても初戦日ハム戦で片岡を150キロ超のストレートで三振に取り、後日イチローからも3三振を奪い、「自信が確信に変わった」との名言が出た。イチローには後日100号ホームランを打たれてお返しされるが、そのあたりは流石イチローといったところだろうか。またオールスター出場で新人王も獲得する。まさに時代の寵児であった。

モー娘。はみんな大好きと言った時代だった。私が中高生の時代は小室哲哉が全盛期で小室ファミリーと言った単語もよく聞かれていた。モー娘。からはつんくのブームだった。「ラブマシーン」は大ヒットし、音楽にそれほど造詣が深くない私でも知っていた。アラフォー世代ならみんな聞いたことがあるのではないだろうか。
この3点は1999年を彩ったものとして記憶に強く残っている。

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