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巣亭放無(すていほうむ・1781?〜1821?)

#stayhome を漢字で書くと、#江戸時代 の #戯作者 っぽくなるので、いろいろ肉付けしてみた。
#化政文化 の頃だから、#十辺舎一九 とか、#式亭三馬 とか、あの辺りの人物という設定。

巣亭放無(すていほうむ)
安永6?(1781)〜文政4?(1821)

江戸時代の戯作者。日向国諸県郡志和池郷の出。本名・谷垣次郎左衛門。生活に困窮し、「家から放り投げるものも無い」ことへの自虐から「巣亭放無」を名乗る。弟子の巣亭日阿が書いた「枕餅嘆花見(まくらもちなげきのはなみ)」が当時の幕府の逆鱗に触れ、巣亭日阿に連座して遠島処分となる。その後、流刑地で病死したとも伝えられるが、定かではない。
代表作
「大隅土佐日記(おおすみとさにっき)」※1
「流流初一歩(ながれながれたはじめのいっぽ)」
「脚代稼日雇話(あしだいかせぎのひやといばなし)」

※1:「大隅土佐日記」は、当時の文献でも「あれは #紀貫之 の#土佐日記 の盗作ではないか?」と取り沙汰されていたことが残されているが、巣亭放無が当時の#江戸北町奉行 #榊原忠之 に宛てた「あれは盗作にあらず、着想を得た自分の創作なり」という旨の書状が令和に入ってから見つかっており、当時から現代で言う「#パクり か#オマージュ か」という論議があったということ、それが町奉行という、当時の江戸の行政と司法を司る人物を巻き込んでいたことを窺い知る貴重な史料として、研究が進められている。

#実在の人物や団体などとは一切関係ありません 
#画像は参考までに十辺舎一九

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