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【旅の感想文その4】りゅうきゅうと湯の先に見た可憐な花(大分)

【旅の感想文その4】
りゅうきゅうと湯の先に見た可憐な花(大分)

#東九州自動車道 が開通してから、#大分県 がまことに近くなった。
#宮崎県 とはお隣同士とは言いながらも、私の住む #都城市 は南西の果てにあるので、下道を使って宮崎県の北端に行くのにも4時間はかかる。
それが、#高速道路 を使えば、その4時間で #大分市 内に到達する勢いなのだ。

大分の食と言えば、#とりてん や #中津からあげ がすぐに出てきそうだが、それよりも忘れてはならないのが #りゅうきゅう の存在だ。
このりゅうきゅう、簡単に説明すると「魚のぶつ切りのヅケ」なのだが、これが魚のツマミにも合うし、ご飯に載せて「 #りゅうきゅう丼 」にもなるし、酒のシメに #茶漬け としてさらさらかき込んでもいい。
まさに老若男女に受け入れられる万能選手なのだ。
県内のスーパーでは、冷凍されたりゅうきゅうが売っていると聞いた。
次行く機会があれば、買って帰って思う存分家で楽しみたいと思う。

大分と言えば #温泉 だ。
#湯布院 では街中で、四囲はもちろん壁だが、天井だけぽっかりと吹き抜けの #露天風呂 に入った。
湯布院は有数の観光地だから、もちろん、たくさんの人が歩いている。
(コロナ禍前の話ですよ、念のため)
なので、表を歩く観光客の声がうっすら聞こえる中に、ぽっかりと空いた天井から自分だけの空を眺めることが出来、まさにすぐそこの現実と隔世されているような、妙な雰囲気を味わえた。

#別府 も忘れてはならない #温泉地 だ。
今まで何回か #別府市 内に泊まったことがあるが、#ビジネスホテル にも、#ゲストハウス にも温泉があるのだから、贅沢な街である。
それでも宿の温泉に飽き足らず、向かった温泉がある。
どうやらそこは若い女性も集まる混浴との噂を聞いたからだ。
噂の地は、だいぶうらぶれた外見で、口は悪いが「年寄りしか集まらないような場所だなぁ」というのが、第一印象。
こんなところに若い女性が来るのだろうか、入り口で料金を払い、脱衣所までの長い廊下を歩いている最中、向こうから、
「肌スベスベになったね〜」
などと話をしながらこっちに歩いてくる若い女性2人組が。
本当にいた。
その2人組とすれ違うと、さらにまた別の3人組も、キャッキャッ言いながら歩いてくるではないか。
あの噂は本当だったんだ。
逸る気持ちを抑えて、男性用脱衣所に入ると、脱衣所も老若男で混雑していた。
彼らが純粋な温泉ファンか、不純な気持ちの野郎どもかは詮索しない。

混浴風呂は、男性用スペースを奥に奥に行ったところにあるみたいで、そこで男女合流という流れになるようだ。
私は、その途中の風呂も楽しみつつ、奥に奥に進んだ。
奥には広い露天風呂があり、その真ん中に竹で組まれた境目が男女の境界線で、行き来は出来ないが、まさに男女同じ湯を共有する混浴であった。
若い女性は1人いた。
しかし、男性サイドのオラついた男と楽しそうに話しており、おそらく彼氏か旦那なのだろう、女性への目線がバレた瞬間に、その辺の雑木林に屍をさらすだろうことは容易に想像できた。
あと30分早く来ていれば、さっき廊下ですれ違った女性たちと、と思わないでもなかった。

この温泉に若い女性が好んでくる理由は、泥にあるのだろう。
#美肌 効果がハンパないのだ。
これは帰りの車の中で実感したのだが、アラフォー男でも肌が入浴前と全然違うとわかるくらいにスベスベしているのだ。
肌質に鈍感な男でも違いがわかるのだから、女性は言わずもがなである。
効用は美肌効果以外にもあるのだが、うろ覚えだが、#ed にも効くと書いていたような……
本当に書いていたかどうかわからないし、ただ、これも帰りの運転中、道路沿いに建てられていた着衣の女神像に妙に興奮したのを覚えている。

まだまだ大分の魅力は尽きないが、今回はこの辺で。

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