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「ボードを引き継ぐ」という壁を乗り越える

2021年に引き続き、3年連続でデータ活用Advent Calenderの締めを担当します!

今年のAdvent Calenderのテーマは「私たちの挫折&乗り越えストーリー」。
僕の場合「挫折」だけだったような気がしていますが、
今「乗り越え中」だと思って2023年も頑張っていこうと思っています。


データ活用

今年の4月から新しいボードを作ることはほぼゼロ。
既存ボードの見直しを中心に動くことになりました。自分が作ったボードを見直し、作り変えるのは問題なく進められました。

が、「挫折」となったのが前任者が作ったボードの見直しです。
本来であれば引き継ぎの打ち合わせやマニュアルがあると思うのですが、

打ち合わせもマニュアルもない状態でボードを渡され、
マニュアルがほしいと頼んでも「ボードを一つ一つ分解して、データをしっかり見て、忙しいんだから」みたいな感じでした。

あきらめてボードと向き合い、資料を作ってみたり
作り直したボードのサンプルを作ってみたり。
なかなかうまくいかずに投げ出したくもなりましたが、
少しずつ作り変えていきました。

途中腹が立ったのが引き継いだボードへのダメ出し・クレームを
すべて受け止めなくてはいけなかったことです。
引き継いだからには担当は僕なんですが、納得できるような状況ではありませんでした。
そもそもボードが正確な集計をしていない、デザインが見づらい、色使いが気持ち悪い、やたらチャートが多い、、、など
メンテナンスもしづらかったです。

例えばですが、本来「申込日」で新規ユーザーを集計しなくてはいけないのに「課金開始日」で集計されていたことが発覚し、100個以上あるチャートを一つ一つ直したりもしました。
どうしても数値が合わないチャートはよくよく見てみるとモデルの中に検索メニューがあり、そこに「課金開始日」が設定されていて「申込日」に直したこともあります。(これに気づくのに数時間かかったり。というかモデルの中で検索ができることを初めて知りました)
あとは年額ユーザーと月額ユーザーの売上が混ざっていたことが発覚し、
MotionBoardの中で分けられるようサポートに相談をして1週間かかって直すこともできました。

あとはあるあるだと思うのですが、データソースの一覧を見てみると「新しいデータソース1」「新しいデータソース1(20)」とか「テスト1」「テスト2」とかだったり(笑)

ここでふと思いました。
「僕が作ったボードも絶対引き継ぎづらい」(前任者ほどじゃないと思うけど!)
なので自分で作るボードは気をつけよう、と思えるようになりました。

「nestのイベントで引き継ぎについて登壇した人っていないような、、、だったら自分で経験談と対応方法を考えてアウトプットして共有できたらいいな」

やさぐれていた自分にもまだGIVEの精神が残っていることに安心しつつ、今年も盛り上がったnestのお悩み相談でもたくさん読ませていただいて助けてもらったこともあり、少しでも返していきたいな、と思いました。
会社から登壇許可が出るとは思えない状況なのですが、
何かしら共有するのが来年の目標になりました。

グラレコ部

nestグラレコ部は今年も部長の徳永さん、品川さんと僕を中心に毎週だったり月2回だったりの活動を継続しました。

夏頃には日本最大のCivictechイベント、「Code for Japan」にグラフィックレコーダーとして参加し、とてもよい経験になりました。


nestイベントは1回だけ。来年はもっとグラレコでイベント盛り上げたいところ。

来年も継続していくのでご興味あるからはnest運営までお問い合わせください!


おわりに

今年もnestに参加された方々、運営の方々、ウイングアーク1stさんに
大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いします!

nestに関わるすべての方にとって2023年が健康で楽しい1年になるよう
お祈りして今年も「データ活用 Advent Calender」を終了します!


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