双極性障害との日々(9)
12月になり寒くなってきて、また調子が下降気味。
先月障害年金の受給が決まり少し安心していましたが、やはり時間が経つとすぐに不安が勝ってきてしまいます。
この先どうなるのかと考えてしまい、具体的なスケジュールも決まっていないことから更に気分が落ち込んでしまう状態になります。もう仕方ないのは分かっていますが。
過去を振り返ってあの時こうしていれば良かったとか、なんであの時に病気になったのかとか後悔することばかりで、過去はどうにもならないのに考えてしまう自分がまだいます。
一方で、もうそれらも受け入れて、生活や人生もある程度諦めて就労支援の作業所などに通って、低賃金でも働いてしまおうかなんて考える自分もいます。そういう施設を否定的に見ていないし、以前見学に行ったこともあります。
その時は「やはり自分は障害者なのか」という現実を突きつけられた気分になり、とても辛くなってしまったのですが、現実的にこれから自分が生きていくためには、そういう福祉や施設にお世話にならなければ前に進んでいけません。
もちろん絵を描くことも続けて、出来る限り活動は続けていこうと思ってます。思った以上にハードルの高い現実に、どうしても毎日が憂鬱になってしまうのは本音です。今もそんな日々がただ過ぎていく感じです。
自分はいつか日の目を見るような報われる日が来るのだろうか、これまでの苦労や挫折が報われて何か良いことが起きるのだろうか、そういう希望さえも少しずつ薄くなっていく感覚が一番辛いです。もちろん希望は消えた訳ではないですが。
一時期に比べれば過去の自分を随分客観的に見れるようになったし、精神的にもかなり成長してきたのを実感してます。きっとこれは通院のお陰で、これからもきっとこういう進歩は感じていけるかもしれません。年齢的にも、来るべき老年に向けて人間として成長していくようなステージかもしれません。
自分は自分と思いたいけどなかなかそう思うのも難しい社会。まだ葛藤は続きそうです。
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