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双極性障害との日々(2)

9月後半くらいから急に調子を崩してしまい、辛い日々を送っています。鬱になってしまい今は最初よりは少し落ち着きましたが、まだ昼間に活動できることは限られていて、不自由な日々を送っています。

そのような中でも通院しながら、なぜ自分がこのようになったのか自問自答する日々です。

双極性障害自体の辛さと、僕はPTSD(心的外傷後ストレス障害)も併発しているので二重の苦しみがあります。PTSDは育ってきた過程で受けてしまったものと、社会で生活していくうちにパワハラやハラスメントで受けてしまった心の傷の両方の原因があります。

僕の双極症(双極性障害の新しい呼び方)は、診断を受けていくうちに20代の若い頃に発症していて、それに気づかずに躁鬱を繰り返して人生がおかしくなってしまったと分かりました。

今振り返るとあれは躁状態だったかも思う心当たりもかなりあります。僕は30歳過ぎにフィリピンで生活していた時期があるのですが、フィリピンへの渡航も躁だった可能性があります。それから海外の大学院を受験しようとしたり(本当に一次試験は合格しちゃったけど)、ちょっと突拍子もない行動を取ったことが過去にかなりありました。

僕はこういった躁状態と思える行動パターンもあれば、単純にすごく純粋で無理そうなことにも果敢に挑戦してしまう性質もあるので、どちらの要素もあって余計に人生がジェットコースターのようになってしまったのだと自分では分析してます。

でもいずれにしても、長期的な視点で考えると大人にしては無責任だったり少し奇怪な行動も過去にあるので、そういう部分は躁状態なのだと思います。今は処方された薬を飲んでいるので、そういった部分は抑えられてる感覚があります。

また実際に病院に通い出していろいろ話していくうちに、少し自分が精神的に成長して、これまでのことを冷静に考えられるようになったのもあります。

そしてまた最近になって鬱症状が重く出てしまったので、自分の中にあった病的なものが表出してしまったのを感じています。この前も書きましたが、公的な支援を受けることを決めて、医療費の割引や障害者手帳も申請することに決めました。(手帳は公共料金や交通の割引などがあります)

過去に鬱は経験したものの自分は普通と思って生きてきたけど、これから障害者として生きることを受け入れるのは、やはり辛いものがあるしこれには時間がかかりそうです。また今後どうやって生きていくかも考えないといけません。

双極症は周りの理解が必要と言われていますが、家族などそういうサポートが無いのも辛いところです。体調が安定しないのでなかなか絵も描けませんが、今は無理をせずに様子を見ていこうと思います。
また書きたいと思います。

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