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ボクの人生とテレビゲーム 10歳編part2

1995年、スーパーファミコン後期。
数々の名作が生まれたこの年、ボクはRPGゲームにハマっていた。

前回の記事でも書いた様に、今回は10歳編の続きとなる。

今回はこのゲーム。

クロノ・トリガー

言わずもがな、世界的大ヒット作となったRPGテレビゲーム

「クロノ・トリガー」である。

今更何を語るのかって感じですが、まず、このゲームは当時、夢の様な作品であったのだ。

日本を代表するRPGゲームと言えば、「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」であると言えるだろう。

現在はスクエア・エニクスという会社になっているが、当時はまだ合併前、
FFのスクエアとドラクエのエニクスで凌ぎを削っていた時代だったのだ。

そんな中本作はドラクエシリーズのストーリ作家「堀井雄二」氏とFFシリーズのディレクター「坂口博信」氏、そしてキャラクターデザインにドラゴンボールの「鳥山明」氏が参加している、まさに夢の様な作品だったのである。

日本を代表する2大RPGと日本を代表する漫画がコラボレーションするなど誰が思っただろうか?
当時はクロノ・トリガーのCMがテレビで流される度に発売日はまだか、まだかと待ち遠しかったものだ。

そう言えば近頃はテレビゲームのCM本数が少ない印象だ。

閑話休題

さて、そんな、前評判がMAXなクロノ・トリガーだが、実際プレイしての感想は、まさに最高としか言いようがない。
バトルはフィールドでのエンカウント方式で、タイムゲージが溜まるまで行動できないFF仕様のバトルシステムであった。
爽快感のあるモーションがカッコよく、ドット絵の極みとも言えるグラフィックが実に良かった。

登場キャラクターはもちろん、当時の鳥山さんの色が濃く、クロノ、マール、ルッカと言った人間とロボットのロボ、勇者カエル、そして、敵であった魔王と、これまた個性豊かな人々と人外が集うのである。

個人的にはヒーローものが好きだったので、カエルがお気に入りで、いつもパーティに入れていた。

そして当時、学校では「どこまで進んだ?」「あのイベント良かったよな」と友達と意見交換をしたり、攻略情報を仕入れたりしていた。

今思えば、ネットもまだ一般的に普及されてい無かった時代なので、テレビゲームの攻略情報は雑誌を買うか、友達から聞き出すかしか無かったので、あれはあれで楽しかったものだ。

もちろんネットが普及した現在も最高に良いのだが、不便(当時は不便とは思っていなかったが)を楽しむのも、ひとつの楽しみだったのかも知れない。

次回は1996年に行ってみよう。

                               つづく

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