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[#4]14日間でマスターするペンタトニックスケール

11日目から13日目までの内容です。今回はm3からM3にアプローチする練習です。ペンタに無い音、キーから外れた音からアプローチすることで、深みのあるフレージングができるようになります。

・14日間で目指すこと

「アドリブでギターソロを弾いてみたい!」
「ペンタトニックスケールがうまく使えない」
「ペンタは弾けるけど1箇所しか知らない」
「自分のアドリブにマンネリ化している」

そんな生徒さんの悩みを解決すべく、無料のレッスン動画を作成しました。

目標は2週間でペンタトニックスケールを12キー全部ネック全体で使えるようになり、しかも自由自在にアドリブできるようになる!

14日間で達成できる練習メニューになっています。

この記事の中では、
ペンタトニックスケール音の役割

ネックをどう見たら良いのか

運指よくある間違いなど、

その日ごとに練習するポイントが用意してあります。

半分の1週間を終えたところでネック全部で弾けるようになってると思います。

14日間のトレーニングを終えて、

みなさんがどんな景色を見ているのか楽しみです。

最後まで一緒に練習していただけたら幸いです。

・トレーニング11日目

10日目の内容をしっかり理解していないと、
11日目の内容は付いて行けないと思いますので、
10日目の内容を復習してから取り組んでください。

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今回はEmペンタを、
明るいGメジャーの伴奏の上で弾く内容です。

(これはGメジャーペンタを弾いているということでもあるのですが、Gメジャーペンタと言わないようにしています。詳しくは10日目で確認してください。)

そこであえてm3の音を入れてみようという内容です。

元々Emペンタの♭5に当たる位置にGメジャーにおいてのm3の音があります。

画像2

Gメジャー明るい響きの中に、
m3という外れた音をあえて入れる弾き方を練習
したいのですが、

ハンマリング

プリング

スライド

チョーキング

を使って、

m3からM2、M3にアプローチするようなフレーズを試して見ましょう。

・11日目おさらい

外れた音からアプローチすることで、

味のあるフレーズが出て来たと思います。

Gメジャーに対してEmペンタ(Gメジャーペンタ)は、
5音全てがぴったり合っているので、
今回は外れた音から5つの音にアプローチする弾き方を練習しました。

今回の宿題は、

Gメジャーに対してあえてGmペンタを弾いて、

m3をM3にアプローチする内容です。

かなりややこしいですが、

自分が今何ペンタを弾いていて、
それぞれの音の役割を
しっかりと吸収できるタイミングになると思います。

Gメジャーの明るい伴奏に対して、

Emペンタ(Gメジャーペンタ)ではm3からアプローチ、

Gmペンタでもm3の音を持ち上げてM3にして弾く練習をしてみましょう。


・トレーニング12日目

12日目はさらにハードルが上がります。

いよいよ12キー全部で弾く練習内容です。

ネックの5弦と6弦の音を覚えていないと難しいでしょう。

練習にはCycle 4thというコード進行を使います。

完全4度ずつキーを変えることで、

均等に12キー全て回ることができます。

Cycle 4thを使った練習は、
このペンタトニックの練習以外でも有効で、
非常に効率よく全キーを練習できます。

順番を覚えてしまうとより良いでしょう。

C F B♭ E♭ A♭ D♭ 

G♭(F#) B E A D G

動画の中で使っていたCycle4thの伴奏はこちらです。

Cycle 4th(マイナー)

・12日目おさらい

まずはCycle 4thの順番に慣れていきましょう。

ネック全体で弾くのはまだ難しいという人は、

基本となるポジションで12キーの展開に付いていけるように練習してください。

Cycle 4thの順番を覚えてしまうともっと弾きやすくなると思います。

さらに、

Cycle 4thドミナントのコードで回ってる伴奏も使って練習してみましょう。

10日目、11日目の
m3からM3にアプローチする練習が、

この12キーの練習にも応用できます。

Cycle 4th(ドミナント)


・トレーニング13日目

12日目の練習をやった方の声が聞こえて来ます。

キーチェンジの度に毎回ルートの音から弾き始まってしまう。

結局6弦ルートの形を横にずらして弾いている。

今回は、

キーチェンジの仕方がポイントになります。

・13日目おさらい

キーが変わるタイミングで弾き始めて見ましょう。

今自分が弾いているポジションで、

次のキーの共通の音を見つける

今弾いているアイデアが、次のキーでも続いていくような練習をして見ましょう。


・いよいよ次回最終回

次回いよいよ14日目のトレーニングに入ります。

ここまでの内容をしっかりと復習しておきましょう。

特に、

「ボックスの中にある4つの音の役割」

「5つ目の音はポジション移動に使う」

「ペンタに無い音からアプローチする」

「Cycle4thを使って12キーを均等に回る練習」

「次のキーの音がどこにあるか把握する」

これまで練習してきた全てを使って最終回に向かいます。

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