2024年1月 「新たな気持ち」を表現する

今月は「色」について習った。色の三要素である、色相、明度、彩度を考慮して、写真を見る人に与える効果を考えた色作りを意識する。

  • 色相:暖色、寒色や膨張色、縮小色

  • 明度:暗め(シック)、明るめ(華やか)

  • 彩度:鮮やかさの度合い

色相環を覚えることも色作りの基本。色相環の中には、暖色・寒色・中性色があり作品の印象に影響する。また、色相環で近い色は同調し、一方で反対にある色は強調し合う(補色)。学生時代に習ったのかもしれないけど、全く覚えていない。。。
独自の色を持っている人として、きゃりーぱみゅぱみゅさん、蜷川実花さん、市橋織江さんなどを紹介頂いた。蜷川さんは彩度高め、市橋さんは彩度低め、明度高め。色合いから作者が分かるような、自分独自の色そして世界観を持っている素敵なアーティストである。

今回は新年の始まりということもあり、「新たな気持ち」というテーマで作品作りを行なった。

クリスマス?

1枚目は12月末に近所のライトアップを撮ったもの。今年は暖かったためかクリスマスでもまだ紅葉の葉が残っていて、ちょうど暖色系のライトと馴染んでいた。また補色となる青のライトと対角線で配置して撮影。クリスマスなのに紅葉という「?」を表現することができた。通常のクリスマスが赤・緑に対して、オレンジ・青という若干色合いを変えたのも良かったか。人影や建物の灯りを入れるとさらに物語を作れるというアドバイスを頂いた。青のライトを玉ボケにすることで、イルミネーションをイメージとして伝えることもできた。

ちゃんと見てる?

2枚目は初島で撮った一枚。富士山に向かい釣りをしている二人が釣りをしているのか、富士山を見ているか分からない雰囲気が面白く、また右側の人が黙々と仕事をしている様子が対照的撮影。対比を行う場合には、対比の対象のバランスが大事とのアドバイスを頂いた。撮影時点では左の二人の左側にスペースが空いていたのだが、左二人と右一人のスペースを同じくらいにすることで対比感を出した。左の二人が親子の会話をしているのでは、というアイディアも頂いた。

色を見つけた瞬間

3枚目はスキー場での写真。当日はガス(曇り)で色のない世界が広がっていたけど、しばらく待って出た一瞬の青空を撮影。ガスのモヤからわずかに除く青空をうまく表現。モヤっとした柔らかい光と、木や枝につく雪の寒そうな雰囲気と、雪が音を吸収した音のない雰囲気を出すことができた。次はゴーグルやサングラスを通した撮影にチャレンジしてみようと思う。

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