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もっとゆるく居場所づくりと呼ばれる活動を考えていいのかもね。

ひさびさに、こどもたちの登校にあわせて、いっしょに学校まで歩きました。「歩くの久しぶりだなあ。1ヶ月ぶりくらいかな」と言うと、横を歩いている娘が「3週間ぶりじゃない」と教えてくれます。一気に季節は、すすみ、太陽の日差しも、日焼けをさせるぞと言わんばかりの強烈なものになっています。

2年生の子が、じゃんけんしようと誘ってくれます。じゃんけんをし、ボクが勝ったので「よっしゃ」と言うと、すこし悔しそうというか、悲しそうな顔をしたので、喜びすぎたかなと心配になりました。(あんまり喜ぶのはよくないのかもね)でも、「やろう!」と、また誘ってくれるので繰り返し、じゃんけんをします。なぜだか、ボクが勝ち続け、それでも辞めずにやっていると、その子が勝ち、そこで終わりました。

「月曜日、古民家開けないの?」と、居場所づくりとして開けている古民家の開いている日を聞いてくれる子がいます。「ごめん、予定があるときは開けられないの」と言うと「えー」と言います。できるだけ開けたいなあと思うけれど、その反面、ちょっと休みたいなと思う日もあります。今週は、無理すれば開けられたけど開けなかったとは、言えませんでした。

「夏休みは1時から開けてよ」と、別の子が言います。「開けたら来てくれるん?」と聞くと、「夏休みは行ける」と言うので、「じゃあ、開けるわ」と言います。そう、学校のある時は、なかなかやってこれない子なので、こうやって行けるときを、わざわざ自分から伝えてくれたのが嬉しいです。

「ふりかどー」と遠くで声がします。声でわかるので、適当に「おーい」と彼の名前といっしょに返事をします。「今日開けているん?」と聞いてくれるので「開けているよ」と言うと「いくわー」と言ってくれます。最近、あまり来なかったのに、見つけてくれると、こうやって来るよと言ってくれます。

久々に朝歩くと、こどもたちがたくさん声をかけてくれます。古民家をあけて、こどもたちが集える場になればと思い活動しているのですが、開けているときだけでなくって、こうやってそれ以外の時間も彼らと出会う時間なんですよね。

そう思うと、少し肩の力が抜けます。もっとゆるく居場所づくりと呼ばれる活動を考えていいんだろうなって。

アイス最高!!

ぼくが食べたいものを食べて、読みたいものを読むために使います!