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「未来の話」という夢を語る。その2、デスベアブランドを通じて達成したい事。

大阪でWEBディレクションの仕事をしながら、Tシャツをデザインして売ったりしているハクイダイスケと申します。

このTシャツ販売(ブランドづくり)について、公には語ってこなかった部分を言語化してみたいと思います。

■ブランドをはじめたワケ

元々はバンドの1メンバーであった自分のサイドプロジェクトです。

そもそもですが、自分は「音痴」です。

「バンドやってるんだから歌うまいんでしょう」
これ、人生で何度言われたことか。
実は自分は音楽を好きになった中学のある日、実は酷い音痴であるという事が指摘された。そこで「上手くなるように練習しよう」と思えたら良かったんだけど、精神的な引きこもりの子供だったため、
・「恥ずかしい」
・「友達は普通に一緒に居たけど馬鹿にされてるんじゃ」
・「自分の事が全く分かってなくて情けない」
と思いこんで、完全に苦手意識が根付き、そこから約30年、ほぼ人前で歌を歌うという事を徹底的に避けていました。

長くなったけど、そんな自分がバンドのライブのない日に弾き語りで単独PRするのは難しいなって思っていました。

でも「別にバンドマンの単独行動が弾き語りだけじゃないやん」って思って「デザインでどうにかできないか」と思って、ブランド立ち上げにつながりました。

いきなりVivienne Westwoodや、YOJI YAMAMOTOにはなれないので、自分の昔から落書きで書いてた「デスベア」というキャラを使うという制限を付け、そこの一点突破の道を選びました。

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これがブランド立ち上げの理由です。

■最初は「バンドの宣伝のために」だけだった

パンクロックバンドだったので、「パンクっぽいデザイン」にすれば、バンドのお客さんには売れるだろう。
でもそれじゃ「単独でバンドのPR」をする事にならないと思い、少し離れたジャンルへ落そうと考えデザインをしていた。
地元の後輩が繋いでくれた縁で、V系のモデルの子を採用する事ができた。

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(ちなみにその後輩の友達でPassCodeのメンバーもいたんだって!もう声かけられないけど、あと少し早かったらよかったですねって言われた。くぅーーー。)

それを見た別のV系バンドから問い合わせをもらうことになった。

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※ex虹彩☆RaveL のベースだった莉翔くん。彼が気に入ってくれて、事務所を通じて問い合わせてくれた。残念ながら解散し繋がりは切れちゃったけど、彼が繋いでくれた縁がアイドルさんたちとの縁に繋がる。

全く違う畑でモデルさんの力を借り、「このデザインかわいい」「どんな人がデザインしてるの?」「バンドマンなんだ」「普段聞いてるのじゃないけどこういうのもいいよね」ってなってもらうのが狙いだった。

滅茶苦茶効率が悪いけれど、これで掴めたお客さん「1」は、絶対捕まえる事の出来なかった「1」なので、意味があると思ってた。
結果的にライブに来るまでは至らなかったけど、YoutubeなどでMVを見てもらうまでは達成はできた。

自分は、「コスパだけ」を追い求める気はない。
泥臭い、本当の意味で足を使い、時間を使い、積み重ねていく事が大事だと考えています。

■ここからが今、追い求めてる事

視神経とライブハウスの照明の問題で「限界地点」が見え始めていたのが2019年の秋の始まりごろ。脱退する事が決まったのは2020年2月。
「もうこれ以上は難しい」が見えてきてから、「辞める」という選択は、ずっとずっと迷い続けて決めた事です。

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(バンド時代はこんなのでした。)

そうなると「バンドのPR」となるのもまた違ってくる。
ブランドは1年やり続けたから、やめたくはないなと思い、新たな目標を持ちたいと考えた。

そもそも「ブランド」って何か?を考えていくと、メリット・ベネフィットの「ベネフィット(付加価値)」の部分が強く、「これを身に着けてると楽しい気分になる」「これを着てる自分はイケてる」と思えて「自信を持てる」「堂々とできる」、場合によっては「羨望の目で見られる」なんかがある。

立ち上げ当初はぼんやりしていたけど、頭の中にあった事。
デスベアは「LIVE ON MUZIK(音楽とともに生きる)」をテーマにしてるので、音楽が好きな人にとって、”まるで服から音楽が聞こえてくる”かのような楽しい気分になってもらいたいという想いがあります。

ここを強くしたかった。

振り返ってみると、2019年に発表したのは「雰囲気」が強く、
2020年春からは「メッセージ性」が強くなってきたと思っている。
(あんまり意識してデザインしていなかったけど、振り返ると、意識の深いところで思ってたんだろうなぁ)

デスベアブランドが目指すところは
音楽が好きな人がデザインやメッセージ性に共感してもらい、着るだけで気分があがるようなアイテムとしたい。

そのためには、
デザインをしっかりする事。
服なので「着る」からには生地選びなどをしっかりする事。
タグなどこだわりはしっかり込める事。
想いをしっかりと込める事。
そして、届け方(梱包)にもこだわる事。
注文いただいてからできるだけ早く発送して手元に届ける事。

ここら辺は無くさず頑張っていこうと思っています。

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著者の主な活動

【DEATHBEAR LIVE ON MUZIK】というTシャツブランドをしています。音楽を感じるようなx自分のメッセージを込めたデザインに、デスベアという熊のキャラクターを可愛くあしらっています。
https://deathbear.fashionstore.jp/

NPO団体のWEB周りサポートもしています。
理念をもって、頑張ります。


Profile ハクイダイスケ
1978年生まれ。大阪堺生まれ・在住。プログラマー・WEBデザイナーを経てディレクション職へ。
イラストを描くのとギターが好き。
「ロジックで”ENJOY”を創造する」を掲げてクリエイティブ活動展開中。
peace for all
■SNS
・Twitter / https://twitter.com/daisukefromhell
・Facebook / https://www.facebook.com/deathbear696
・Instagram / https://www.instagram.com/daisukefromhell/
■DEATHBEAR LIVE ON MUZIK/アパレルブランド https://deathbear.fashionstore.jp/


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