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「自由の欲求」が突出していた〜選択理論をやってみた
最近ある方から「選択理論」という心理学のひとつの分野に関する話を聞きました。すべての行動は自らの選択であると考える心理学です。
皆さんは選ぶときに何を基準にしているでしょうか。選ぶ基準は人それぞれで、その時々だと思いますが、大きな方向性はあるのだと思います。
その一つの手がかりとして、この選択理論心理学は役立ちそうです。米国の精神科医ウイリアム・グラッサー博士が発表した心理学だそうです。理論自体は1960年代に生まれ、1996年に「選択理論」として改名されて広まっているようです。
この理論では自分の内なる選択基準に「5つの欲求」があると考えています。この5つの強弱で、人は人生を選んでいくという考えです。
5つの欲求をそれぞれ簡単に説明しますと、以下の通りです。
生存・・・飲食や睡眠などの身体的な欲求。キーワードは安全や安心、健康。
愛・所属・・・誰かと一緒にいたいといった満足な人間関係を求める欲求。キーワードは愛や所属。
力・・・認められたい、勝ちたいといった欲求。キーワードは貢献、承認、達成、競争。
自由・・・自分のやりたいようにしたいという欲求。キーワードは解放、変化、自分らしさ。
楽しみ・・。新たな知識を得たいという欲求。キーワードはユーモア、好奇心、学習・成長。
受けてみると、私の場合は自由の欲求が突出していました。
35年間生きてきた私の人生で、思い当たるところは多いです。いま私が会社から離れて独立しようとしているのも、まさにこの「自由の欲求」が突き動かしているのだろうと思います。個人的には「楽しみの欲求」はもう少し高いのではないかな、と感じています。
この理論が面白いのは、私たちが「こんな風に生きていきたいな」と思う理想のイメージを「上質世界」と呼び、私たちはその世界に向けて選択をしているそうです。もちろん現実問題、思い通りの選択をするのは難しいですが、個々人の欲求が満たされる選択ができれば私たちは満足しますし、そうでない選択を余儀なくされれば、フラストレーションがたまります。
自分がどう選択をすれば、自分が願う人生に近づけるのか。選択理論は一つのヒントを与えてくれそうです。
▽参考ページ
http://www.choicetheory.jp/about/
▽テストが受けられる資料(PDFです)
http://overfourth.com/wp-content/uploads/2015/12/0399fbe65daf18f22ae782e4bfc0fb42.pdf
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