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都心の自然スポット③ 新宿御苑

都心の自然満喫スポット3回目は新宿御苑を紹介します。ここは私の家から自転車で20分ほどのところにあって、お気に入りの場所のひとつです。

新宿御苑は新宿区と渋谷区にまたがっている庭園で、いまは環境省が管轄しています。もとは江戸時代に徳川家康の家臣だった内藤家の屋敷がルーツだそうです。明治時代に皇室の庭園となり、戦後1949年に国民公園として一般に公開されました。

新宿御苑は新宿駅から歩いて15分ほどのところにあります。新宿駅は1日の乗降者数が350万人ほどと世界でもっとも行き交う人が多い駅だそうですが、新宿御苑は静かな別世界です。周囲3・5キロメートル、広さ58・3ヘクタールの広大な敷地はここが都心のど真ん中ということを忘れるくらい豊かな自然にあふれた場所です。

新宿御苑は、ざっくり分けると「洋風庭園」「和風庭園」に分かれています。いずれもとても魅力的ですのでそれぞれお伝えします。

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おすすめ① 青々とした芝生広がる洋風庭園

まず洋風庭園です。とにかくここは青々とした芝生が広がっていることが特徴です。イギリス式の「風景式庭園」と呼ばれ、自然風景のように見せる庭園作りの技が使われているそうです。

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整備された芝生でゴロゴロするのは最高に気持ちがいいです!寝転びながら本を読むのもいいですね。ゴムボールなどで遊ぶこともできるので親子できゃっきゃと楽しげに過ごす光景も見られます。またレジャーシートを敷いてご飯を食べているカップルなどもいて、のんびり和やかな光景が広がっています。

おすすめ② 和風の美に包まれた日本庭園

日本庭園は手入れの行き届いた和風の空間が広がっています。静かな池の周りにツツジが咲いていたり東屋があったりと、雅な空気に包まれています。

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池には木の橋がかけられ、水際にはコイが悠々と泳いでいる姿も見られて、情緒にあふれた場所です。

洋風庭園よりも人が少ないので、こちらはより落ち着いた時間を過ごしたい方におすすめできます。私もこちらで芝生に寝転んでいるうちに気づくと10分くらいうたた寝をしていました。青空のもとでの昼寝は最高です。

おすすめ③ 立ち並ぶ名木

園内には各地の名木が点在しています。例えば、このユリノキは新宿御苑のシンボルツリーと言われています。3本の木が寄り添うように立っています。これは遠くから見ると1本の樹形になるように植樹したそうです。高さ40メートル、樹齢150年の巨木が集う姿は威厳を感じさせます。

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(遠くから見ると1本の木に見えるように植樹されたそうです)

また北国の木であるハルニレも見られます。ハルニレは低い位置から太い枝を別れさせるのが特徴です。私は写真だけの絵本「はるにれ」でこの木を知っていつか見たいと思っていました。新宿御苑内にもあると知って、現場に行くと思った以上の貫禄ある枝っぷりに驚きました

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(はるにれを初めて生で見ました。躍動感のある木だと感じました)

他にも、カツラ、ケヤキ、スズカケノキなど種類の異なる大木が点在しています。木や森が好きな方はおおいに楽しめると思います。

おまけ スタバオープン

おまけ情報としては、スタバが3月にオープンしました。庭園の雰囲気になじむように落ち着いた森の雰囲気を感じさせる作りになっています。コーヒーでほっと一息つきながら、森や池を眺めていると、日常から解き放たれた安らぎが感じられそうです。

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(木の安らぎを感じられる開放的なお店です)

さらにおまけ 動画

動画を初めて作りました。写真よりも動画の方が伝わるかもしれません。

試作版です。ちょっと恥ずかしいのですが、新宿御苑の雰囲気が少しでも伝わればうれしいです。

園内には温室もあって、そちらでは熱帯の花々が見られます。コロナの影響でまだ入れませんが、6月16日から開館するそうです。

新宿御苑は西洋、和風、熱帯など各地の風景が楽しめる場所なんですね。入園料は大人500円で、中学生以下は無料です。

ぜひ新宿付近に立ち寄られた際には、訪ねてみるのはいかがでしょうか。



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