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大切な事。

僕の今の活動はフォトグラファーと言うより
アドバイザー的な仕事がメインです。

昨日までカメラマンになるにはとか言ってたくせに。笑

僕は20の時、個人事業主として独立しました。
16から大工として働き(高校中退)その後、鉄筋工、型枠大工、足場鳶、土工事となんでもやる会社に半ば無理矢理就職する事になり、休み無しで働き続けて4年。
師匠との大喧嘩で独立すると言う事に。

今思えば無謀な独立でした。
クライアントも一社だけ、資材置き場も何も無い。資格は玉掛けと溶接。あるのは先月分の給料だけ。笑
それでも僕を推してくれた設計士の先生からいくつか仕事を貰い、煽られながらも半年くらい休みなく仕事を頂けたのが幸いでした。

その後仕事が3ヶ月切れ、心配で電話をくれた師匠に泣きながら謝った事を今でも覚えています。

その後師匠から仕事を貰い、仲間と共にこなして、法人設立して今に至ります。

僕の役目。
代表取締役は正直合いません。
けど、僕が代表です。
僕の役目は、集まってくれた仲間のやりたい夢を叶えてあげる事だと思っています。
正直、人が嫌いです。
何回も自殺を考えた事が有ります。
今でも考える日も有ります。

正直、わがままな部分や欲に負けて我慢出来ない部分が多い性格です。
けど、誰かに頼まれると断れない性格な為、色んな裏切り、悲しみ、そして僕が誰を傷つけ、壊してしまう事も。

そんな人生を変えてくれるきっかけがカメラでした。

ファインダーを通して見る世界が、自分が本当に今居る場所を教えてくれた気がします。

元妻には子供の頃の写真がほとんどありません。
兄弟いるとなかなか撮る機会減りますし、当時はフィルムカメラでフィルムもそれなりに高いですし。
今と違ってスマホで手軽にパシパシ何万回もシャッター切って、データは手軽に保存出来てなんて時代では無いですからね。

子供が産まれた時、たまたまじいちゃんと父ちゃんがカメラ愛深い人だったので僕の写真は多くて子供の頃と比べたり思い出を話すも、妻の写真が少ないのが可哀想に思い、子供を沢山撮る事からカメラマンの道を選びました。

同じ思いをされてる方は多いと思います。
特にシングルマザー、シングルファザーの方は今でこそ子供達の写真は多くても、家族での集合写真、それこそ自然体の写真は少ないと思います。

子供が大きくなった時、父、母からおじいちゃんおばあちゃんになった時、家族の想い出を振り返る作品を提供できればと思い、カメラマンになりました。

また、モデルさんやこれから起業する方、自分をもっとアピールされたい方との交流も増え、色んな可能性を感じさせて頂いています。
僕の撮った写真がプロフィールや宣材になったり、今の宣伝方法を変える相談をしてくださったりと、その方の人生に必要とされてる事に喜びを感じています。
僕のくぐった修羅場で良ければいくらでも伝授しますし、起業はワクワクと不安ですから少しでも楽しく設立する為のお手伝いをさせて頂いてます。

過去のクソみたいな人生を、豊かで色鮮やかに変えてくれた写真の道に感謝です。
もちろん過去の過ちや、現実を教えてくれたのも写真です。

誰でも壁にぶつかったり、気持ちが壊れてしまう事があると思います。
そんな時、もう一度写真を通して自分の気持ちと正面から向き合って見てください。
家族、友人、志、色んな事を思い出せると思います。
諦めても良いと思います。
辞めても良いと思います。
手放しても良いと思います。
自分の気持ちさえ捨てなければ。

扉が開かないなら新しい扉を見つければいいし、扉を作ればいい。

自分を捨てずに今ある景色を楽しんでもがいて行くことが大切だと思います。

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