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ジャニーズの会見を見たがやっぱり腑に落ちない。

ジャニーズの会見が開かれた。

いろんな受け止め方があるとは思うが、私のとしてはやっぱり腑に落ちないというのが正直なところ。

世間一般の会社としてみたときに、「タレント個人は悪くない」的なことは論理的に破綻していると思う。

例えばある人材派遣会社があったとして、
①そのカリスマ経営者が人材派遣登録をしていたスタッフに「いい会社に派遣してやるから」というのをちらつかせて性暴力を行った。
②マスコミとも関係が深く、被害者が暴露しても取り上げてもらえないいびつな構造を作り上げていた。
③集団で訴えられて、世界的に問題のある企業であることが世間に知られて初めてコメントを発表するも「私は知りませんでした」
④おさまらないので会社氏名の第3者委員会の指摘を受けたとして「性暴力はあったと思う。」
⑤でも派遣されるスタッフは努力していて悪くないので今後ともこの人材派遣会社とビジネスをしてほしい。

なんだそれ?
性暴力の訴えを無視し続け、メディアには圧力をかけて報道の出方をコントロールして、あったこともなかったことにする隠蔽体質の会社が何を言っているのか?
タレントが悪くないの当たり前だ。その中に被害者もいる。
周辺の企業が加害側のそんな会社と取引をするかは別問題だ。

多分この異様な体制に慣れすぎて、今の世の中から感覚がかけ離れてしまったんだろうな。

おまけにジュリー氏は社長は辞任するも、代表取締役としては残って「被害者の心のケア」を担当するらしい。
私が被害者ならバレても隠蔽しようとした人間に心のケアは求めないと思うが。

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