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海外旅行保険の重要性

先日、高齢者の仲間入りをしている母親と釜山に旅行したのだが、海外旅行保険の重要性を改めて認識した。

コロナの規制もずいぶん緩和されたとはいえ、もし、帰国当日に発熱していたらそれはそれで帰国できない可能性がある。航空会社や船の運航会社によっては乗せてもらえないかもしれないし、もし検査結果がコロナ陽性なら渡航日程がずれ込む可能性も否定はできないだろう。そうなると、現地で隔離やら医療費やらを負担しなければならくなる。

ここで大事なのが海外旅行保険。有料で別途海外旅行保険に加入するのが最も安心できる方法かもしれないが、余計な予算もかかってくる。そこで登場するのがクレジットカードについている海外旅行保険。
それぞれのクレジットカードに利用付帯とか自動付帯とか、保険が適用されるための条件があるので、是非とも一度きちんと確認されることをお勧めしたい。
自動付帯は旅行に関して特に利用しなくても、持っているだけで保険が適用される。
利用付帯はパッケージ旅行の旅行代金や、飛行機などの交通手段を決済したら保険適用になる。(私のカードの場合)

今回、私はHISで釜山までのQueen Beetleの往復とホテルのパックを購入したのだが、HISでは有料で海外旅行保険も販売している。私はクレジットカードの海外旅行保険が利用付帯のものと自動付帯のものを持っているのでHISの保険を購入しなくても、このパック旅行費用を利用付帯のクレジットで決済するとどちらも有効になり、十分な補償をえられた。

問題は母親だった。HISで販売している海外旅行保険に加入しようと調べると母親の年齢では加入できないものだった。高齢になると、保険料も高くなるし、場合によっては加入できないこともあるらしい。

といっても保険なしで旅行に出るのもかなり不安だったので母親の持っているクレジットカードを確認したところ、利用付帯の海外旅行保険がついているものが1枚あった。でも、利用付帯といっても旅行代金は支払ってしまっているので、さてどうしようかとよくよく利用条件を調べてみたら、空港などに向かうリムジンバス、特急、タクシーなどをそのカードで決済すると利用付帯の条件をクリアして海外旅行保険の補償範囲になるということだった。

クレジットの海外旅行保険は2つ3つあっても条件さえクリアしていればすべて合算されるので、母にはもう一枚自動付帯のカードを作って持たせた。

出発当日は早朝の出発だったので、博多港国際線ターミナルまでタクシーで移動することにした。博多港国際線ターミナルまではタクシー以外クレジットカードで決済できる交通手段がないので保険を適用させるにはタクシー利用しかない。
ただ、流しのタクシーだとクレジット決済できないこともあると思い、タクシーアプリGOで利用付帯のカードを登録し、タクシーを呼び、無事決済することができた。

これで母の分まで必要十分な補償を得られたのでOK。安心して出発することができた。

皆さんもクレジットについている保険を今一度確認しておいたほうがいいかもしれません。ただし、クレジットカードごとに利用条件が違うので、その辺は十分確認してください。コロナの間に自動付帯から利用付帯に変更されていたり、利用付帯の範囲が限定的だったりする場合があります。

うまく使うと別途保険に加入せずに十分な補償を得られるかもしれません。


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