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母とお金の思い出

幼稚園の時、一度盗みをはたらいたことがある。
母親のサイフからこっそり小銭を抜いて、自分のサイフにしまう。

ちょうど当時は、初めて自分用のサイフが与えられて嬉しかったころ。
家事を手伝うともらえるお駄賃を大事に貯めてみたら、と与えられたのは
『セサミストリート』の絵が入った透明な丸ポーチだった。

とはいえ幼稚園生なので、自分でおもちゃやお菓子代を払うことはない。
なぜ小銭を盗ったかというと、自分のポーチがお金でいっぱいにできて
ただただ嬉しかったから、だけだ。お金持ちになった気がしていた。
盗みは1~2日でバレて、ケチョンケチョンに怒られた。

ヒトのお金を盗ってはいけない。
お金は貯める行為を楽しむものではなく、目的を持って大切に使う。
当たり前のことだけど、きちんと子どものころに学ぶ機会があって、
大人になった今まで自分にもしっかり根を張っている。有難うございます。

10年ほど企画・マーケティング関連の会社にいました。 その時の激務で出会った仕事やすごい人々のお陰で今の自分がいるので、本noteでもよりよい仕事や働き方について模索していければと思います。