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アート系CTOが語る・指名されるデジタルコンサルタントへの道

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BtoB企業に特化したデジタル活用支援を20年以上手がけ、SE⇒ITコンサルタント⇒経営者の道を歩んできた筆者が、次世代を担うデジタルコンサルタントに伝えたいことをまとめました。
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2022年4月の記事一覧

写真検索の奥深さに震えたときの話

キャリアの中であるテーマにのめり込んだ経験って皆さんありますよね。 今回はわたしが2000年頃、20代最後の2年間にのめり込んだ“写真検索の世界”についてお話したいと思います。 当時わたしはビジュアルコミュニケーションにとても強みがある会社でシステムエンジニアとして働いていました。 この会社ではフォトグラファーやデザイナー、画像処理オペレーター、プロデューサーなどのプロフェッショナルが知恵と技術を結集して広告制作やストックフォト事業といったビジュアル関連事業を手がけ

専門外でもそこまでこだわるのか!一流のこだわりを痛感したときの話

キャリアの中でも特に影響を受けた人物って皆さんいらっしゃいますよね。 わたしの場合は20代後半で出会った一流フォトグラファーであり経営者でもある方がまさにそういった人物でした。 今回はその方との仕事を通じて感じた“一流のこだわり”についてお話したいと思います。 わたしは最初に入った会社が2年で倒産し、そこでキャリアに対する考え方が大きく変わりました。 倒産の経験を通じて、 “会社というものはいつ倒産するかわからない。これからは自分のやりたいことを徹底的に追及しよう”

不確実性のコーン~PJ初期の情報詳細化の重要性

わたしは20年以上に渡りBtoB企業のデジタルコミュニケーション支援を行っているのですが、最近Web業界の方と情報交換をすると必ず話題になるのが「提案できないRFP(提案依頼書)が増えて困っている」問題です。 なぜそんなことになっているのか? 背景には企業におけるWebサイトの位置づけが時代とともに大きく変化していることが挙げられると思います。 2010年以前のBtoB企業のWebサイトの位置づけは企業側が発信したい情報を提供する単なる情報発信ツールに留まっていたと思い

期待値コントロールを意識する

皆さんは仕事をされる中で“期待値コントロール”って意識されていますか?今回はわたしがコンサルタントに転身してからとても意識をするようになった“期待値コントロール”についてお話したいと思います。 すべての商品やサービスには購入者が連想する“期待値”があります。その期待値を上回れば購入者は満足しますが、下回れば不満を持ちます。 コンサルタントの場合は、お客さまと握った時間・成果物の品質に対して上回ればお客さまは満足してくれますが、下回れば当然ながら不満に変わります。 ここま

「押す」・「引く」コミュニケーションを使い分ける

皆さんは仕事をされる中で相手との関係性を考慮した様々なコミュニケーションを取られていると思いますが、どのように使い分けをされていますか? わたしはコンサルタントに転身してから、お客さまやパートナーとのコミュニケーションの取り方をかなり意識するようになりました。 コミュニケーションの取り方には大きく分けて「相手との距離を縮める」“押すコミュニケーション”と、「相手と適切な距離を取る」“引くコミュニケーション”があると考えています。 相手との信頼関係が醸成されていない、かつ