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決定率を上げる席配置

今日はビジネスで決定率を上げる席配置、プライベートで決定率を上げる席配置について書きます。

まず前提として、人の関係には「単純接触効果」というのがあり、何回も会っていると高感度が増しています。
なので、ビジネスであれ、プライベートであれ、何かしら大切なことを伝える前には接触回数を増やしたほうが良いです。

さらに、相手にお願いしたい時は食事中が良いです。
なぜならば
■食事中は争いを避ける傾向にある
■集中力が低下している
■食事による快楽があるので、基本的に会話をポジティブに捉えられる
という理由があるからです。

さらに「連合の原理」といい、ご飯を食べることによって得ている快楽を、一緒にいる人の影響と錯覚する効果が得られます。
これは「ランチョンテクニック」と言われ、海外では交渉事をする時はランチを食べながら進めるという慣習があるくらいです。


これらの知識を駆使した後の席配置ですが、
■ビジネスの場:斜め
■プライベートの場:隣
が絶対条件になります。

なお、正面は「スティンザー効果」という敵対心が生まれるため、いかなる場合も避けた方が良いです。

まず、斜めの席配置ですが、これは安心感を与えるのと親密度が高まる効果があり、ビジネスの席には最適です。

一方物理的には身体の距離が遠くなります。
身体の距離と心の距離は比例すると言われるくらいなので、プライベートでは物理的距離を縮めるのが良いです。
なので、プライベートでは是非隣に座るのが良いです。

隣に座ることで味方という捉え方もありますが、一番は心を許した人しか入れないパーソナルスペースに入り込み、「認知的不協和の解消」すなわち物理的距離に応じて心を許してくれるようになります。

また、お互い相手の表情が全て見えないため、余計な緊張をしなくて済むというメリットがあります。

以上、決定率を上げる席配置 でした。

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