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イケメンドリッパー「ハリオV60」

こんにちは。

今回はドリッパーの話です。

今回紹介するドリッパーは「ハリオV60」です。

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特徴

ハリオの特徴は

円錐形抽出口が大きい一つ穴らせん状のリブ(内側の出っ張り)

であること。

これによって湯抜けのスピードが速いコーヒーの味をコントロールしやすい、蒸らしがうまくいきやすいという結果になります。

前回紹介した「メリタ」とはちょうど反対に位置するドリッパーになります。

まず、抽出口が大きいについて

出口が大きいということはドリッパー内にお湯がたまりにくく、すぐにお湯がコーヒー豆の層を通過します。

なので一度に大量のお湯を一度に注げば濃度の薄いコーヒーに、逆にゆっくり少しずつ注ぐことで濃度の濃いコーヒーができます。

そして名前にもある「V60」これは円錐の角度が60°であることを示しています。この鋭めの角度によって他のドリッパーよりもコーヒー豆の層が高くなることで湯抜けはしやすくしつつ、お湯とコーヒー豆の触れる時間が長くなります。

同じ量の豆を入れた時をメリタと比べてみると高くなってることがわかります。(少しわかりにくいですが...)

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これによって注ぐお湯をコントロールすることで自分好みの味に変化させることが可能になります。

次にらせん状のリブについて

このリブによってドリッパーとペーパーが密着しすぎることを防ぎ空気がしっかり抜けることで蒸らしがうまくできやすいとかなんとか...
(このへんは勉強不足で公式ページ参考にしました...)

歴史

今や世界的に普及している「ハリオ」ですが、実は作ったのは日本の企業なんです。

「ハリオV60」を作っているHARIO株式会社はもともと耐熱ガラスのメーカーですが「ハリオガラス」を利用してネルドリップに近くて手入れの簡単なコーヒードリッパーを作れないかと研究を重ね今の形になりました。

2007年に日本のグッドデザイン賞を受賞。

2010年ワールドブリュワーズカップ大会で「ハリオV60」を使用した選手が優勝したことを皮切りに口コミで世界に広がり現在に至ります。

確かに他のドリッパーと比べて見た目がカッコいいですよね。

まとめ

今回は「ハリオV60」を紹介しました。

見た目でコレを選んだって方も多いんじゃないでしょうか、僕もその一人です(笑)

湯抜けが速い分、湯量のコントロールが必要になってくるドリッパーですが、慣れれば自分の好みに合わせて抽出ができるので、ある程度ドリップにも慣れて別のドリッパーを試してみたいという方にはおススメなんじゃないかと思います。

淹れ方で味が変わるのはドリップコーヒーの醍醐味ですからね。

本格的にホットではつらい季節になってきましたね....。ですが、寒い時期には楽しめないアイスコーヒーをこれからたくさん味わいたいと思います。

それでは今回もここまでご覧いただき心から感謝いたします。

「美味しいコーヒーは淹れた人の心映え」
ファーマーズキッチンえいちのむら
渡辺 大介

podcastやってます。
地元密着型農業系podcast「農道223号」


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