4分待つだけ~フレンチプレス~
先日定額給付金が入ったので気になっていたドリッパーをまとめて購入しました。
今回はその中から...
フレンチプレスについて紹介します。
いや暑いよ!もう7月だよ!というお声が聞こえてくる気がしますが、そこは生暖かい目でお付き合いください。
フレンチプレスって?
フレンチプレスとは、その名の通りフランスで生まれたコーヒー用の抽出器具です。
見たことあるって方多いと思いますが、たぶん紅茶用に使ってるところを見るのが大半じゃないでしょうか。
理由は日本で販売するときに紅茶用で販売されたからなんだそうです。
とはい言うものの紅茶も茶葉が躍るように対流ができる丸いポットがいいみたいですね...。
メリット
何と言っても楽チンという点です。
挽いた豆にお湯を注いで4分待つだけ、特別な技術も必要ないですからね。
そして、豆そのものの味や特徴をそのまま味わえるという点。
金属のフィルターで豆を濾すので、ペーパードリップでは抽出できない油分も十分抽出できます。
この油分によってペーパーのクリアな味わいとは違った少しトロっとした舌触りとコクがより出やすくなります。
デメリット
僕が一番デメリットであると思う点はどうしても微粉が入ってしまうという点です。
先ほどメリットで舌触りが良くなるといいましたが、一緒に微粉の少しザラっとした舌触りも入ってしまいます。最後の方になるとカップの底に微粉が沈んで最後まで飲み干すのはちょっと...となります。
(ちょっとわかりにくいかもですが...)
もう一つこちらもメリットとして触れましたが、豆の質がダイレクトに出ます。
ということは、あまり質の良くない豆や、酸化が進んでしまった豆を使うと美味しくない味がこれまたダイレクトに出てしまいます...。
なのでフレンチプレスで淹れるときはより質の良い豆を使うことをおススメします。
淹れ方
では実際の抽出方法を紹介します。(350ml用を使用)
豆の量・・・16g(中挽き~粗挽き)
お湯・・・300ml(90~95℃)
(挽目はこんな感じ)
①挽いたコーヒー豆をガラスポットにそのまま入れます。
②4分にセットしたタイマーをスタートさせ、お湯を粉全体にかかるように円を描きながら半分(150ml)注ぎます。
③30秒蒸らします。
④30秒蒸らし終わったら残り半分(150ml)を丁寧に注ぎ蓋をします。
⑤4分たったらプランジャー(中のフィルター)をゆっくり下げます。
⑥カップへゆっくり注いで完成
微粉を少なくするコツ
どうしても微粉が気になるという方のためになるべく少なくするコツを。
・挽いた豆を茶漉しで振るう
ポットに入れる前に取り除いてしまえ、という作戦ですね。
茶漉しは100均なんかで売ってるので大丈夫です。
(このテクニックはペーパードリップの際につかうとよりクリアな味わいになるのでお試しください。)
・なるべく丁寧に
プランジャーを下す際や、カップに注ぐ際にゆっくり慎重にやりましょう。
カップに注ぐときも最後まで注ぐのではなくある程度残して注ぐと微粉は少なくなります。
...とまぁ、コツはあるものの、どうあがいても微粉は入ります...(おのれ微粉め)ある程度の特長として受け入れるのが僕の出した答えです...。
メンテナンス
ペーパーフィルターと違い使い捨てではないのと、細かい金属パーツがあるのでその都度中性洗剤で洗いましょう。
細かい隙間に油分や微粉が入って次回使うときにいやな匂いが出てしまいます。(おのれ微粉め)
一番手っ取り早い洗い方はある程度水ですすいだ後、洗剤を入れてプランジャーをプランジャーを上下に動かす方法。
最近よくある卵白や、洗顔料を泡立てる便利アイテムみたいな感じですね。
後は毎回ではないですが、定期的に分解して洗いましょう。そんなに複雑な構造はしてないので簡単にバラせます。
組み立てる順番がわからなくなってしまわないように一度携帯なんかで写真を撮っておくのがおススメです。
まとめ
フレンチプレスいかがだったでしょうか、小細工なし、お湯を注いで濾すだけという潔さ、それがフレンチプレスたと思います。
カッピングというコーヒーの品評会で使われる方法もお湯を注ぐだけで豆の味わいをそのままダイレクトに味わうという手法が使われています。
それに一番近い味わい方なんじゃないかと思います。
普段のペーパードリップとは違うコーヒーオイルの美味しさを味わうことのできるフレンチプレス一度お試しください!
7月の真っ只中にホットの話題か...とお思いでしょうが、次回からは少しでも涼しくなるような話題にしたいと思います。
それでは今回もここまでご覧いただき心から感謝いたします。
「美味しいコーヒーは淹れた人の心映え」
ファーマーズキッチンえいちのむら
渡辺 大介
podcastやってます
地元密着型農業系podcast「農道223号」
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