見出し画像

はじめまして。


■自己紹介

ヤマ ダイスケ
7年ほど漫画やってます!
noteを始めるにあたって、ちょっとした自己紹介~。

7年前に会社を辞めて、夢と希望を胸に漫画活動を始めた。
がしかし!!、数年間、雑誌の賞に応募/持ち込み/漫画サイトへの投稿を繰り返すも、鳴かず飛ばず~!少年誌の担当がついたこともあったが、デビューには至らず!!
つい半年前、漫画の技術を学ぶためにコルクラボマンガ専科入学したのをきっかけに 、そこで出会った仲間のチームに入り、最近少しずつ仕事のお話をもらえるようになってきたところ~。

■「3年前、1年前、今」

今回は、11/5に開催されるコルクスタジオフェスに参加するにあたり、「3年前、1年前、今の自分の絵を振り返る」記事を書くお誘いがあったので書いてみる~!

■3年前 3Dウェブトゥーン

「自分が本気で描きたい漫画ってどんな漫画だろう?」
この問いに対する、当時の自分の素直な答えがこれだった。

この漫画を作るには紆余曲折あって、
まず、当時のAIブームに乗っかって、3Dの漫画をAIで作ることを模索。 pythonのニューラルネットワークのコードを写経のように打ち込んで、仕組みを勉強したり、 AIの専門家にアポを取って会いにいったり。1年近くドタバタしたあげく、出した結論は、時期尚早!! 当時AIのレベルはまだその段階になかった。
AIルートを諦め⇒3Dを一から独学!!意外とサクサク覚えた!!
そしてcomico向けのウェブトゥーンを作った。 元々ピクサー映画が好きだったので、大いに意識していた。 手塚治虫のベースにディズニーがあるなら、現代のディズニーであるピクサーをベースにして同じことをすれば勝機はあると安直に考えていた。
が!!、全然、評価は得られなかったなぁ~。
振り返ると、原因は絵よりも、ネームの力不足だと今では思う。

■方向転換 3D+2D

次に、3Dと従来の漫画を組み合わせてみようと思った。

これと前述の3Dウェブトゥーンと合わせて少年誌に持ち込んだところ。はじめて担当がついた!!「面白いけど、これではウチでは商売にならない。雑誌に合うやり方を考えないと」という当時の担当者の言葉で、その後、作風はどんどん従来の漫画へと回帰していく。
1年半ほど、ネームや企画を見せてはダメだし。一方で、3Dをどう漫画に生かすかの試行錯誤が続いた。

■1年前 手書き

「キャラの絵柄が古い」。持ち込みのとき、ちょいちょい言われたこのワード。ピクサーやディズニー風の3Dを2Dレンダリングすると、90年代から00年前半くらいの絵になってしまうのだ。
これを克服するため、一度手書きに戻って、ここ10年間くらいの漫画絵の文法のスタンダードを習得しよう、ということになった。
そして描いたのがこれ。

これの製作途中に担当が異動となり、あっけなくデビューへの道は断たれた。このときは流石に「漫画やめよう」って本気で思ったなぁ。

■今 ウェブトゥーン

3カ月ほど漫画から離れていたが、次第にモチベーションが回復し、一から漫画の技術を磨きなおしたいと思い、コルクラボマンガ専科へ。
そして、そこで出会った仲間と今、一緒にやってるのがウェブトゥーン

こんなのも。オマケで。

ざっと、3年間を振り返ってみました~!
色々あったなぁ。
これからも、もっと色々あるんだろうなぁ。

今、注力しているのは絵以上に、漫画のストーリーテリング=ネームの力を磨くこと。そして今後は、AIをどう漫画作りに活かしていくか、これが大きく製作方法を変えていきそう。試行錯誤は続く。きっとず~っと。
読了、ありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?