富士葵 1st ソロライブ OVERTURE – 序曲 –レポート

10月5日にVeats SHIBUYAで開催された「富士葵 1st ソロライブOVERTURE – 序曲 –」に参加してきました。

SPWN

ライブ開場前＋物販

ライブ当日は最高気温33度の快晴でした。さすが晴れ女の葵ちゃんです。

いやーーー元気だーーー！！！！！！
気持ちのいい朝だねーーー！！！！！！

— 富士葵@10/5ソロライブ！生配信決定！ (@fuji_aoi_0618) October 4, 2019

朝9時前にVeats Shibuyaに到着した時点でぱっと見100人くらい集まっていました。建物内での列整理が始まり、最後尾に並ぶには階段を上がらないといけなくなり、7階や9階まで上った方もいるようです（お疲れ様でした）。私も無事1st SOLO LIVE 記念セットを購入できました。

富士葵 1st ソロライブ OVERTURE – 序曲 –

はじまりの音
君のミライ
ミルクティ
なんでだっけ？（葵の場合）
まだ希望に名前はない
NIPPON
サザンカ
小さきもの
なんでもないや
MY ONLY GRADATION（新曲）
二人の距離はドッグラン（with二寺蒼五、冥途之土産）
オーバーライン
エールアンドエール
ユメ⇒キミ

そしていよいよ富士葵のたった一度の1stソロライブが始まります。

最初は「はじまりの音」と「君のミライ」から始まり、2018年8月に行われたイベントFight!の暑かった思い出がよみがえりました。

最初の葵ちゃんのMCでは、富士葵との接し方は人それぞれだけど、その全員が楽しんでもらえるようなライブを考えたことが語られました。そしてライブ前日まで悩んでいた合言葉が発表され、全員で叫んで動画が始まります。

あ：愛する心
お：思いやる気持ち
い：一期一会
よっしゃいくぞー！

今回のライブの構成として歌、MC、動画のパートで構成されており、動画のタイトルは次のようになっていました。

第1章「劣等」
第2章「迷走」
第3章「決意」
最終章「序曲」

葵ちゃんがソロライブが決まるまでの葛藤と決意が描かれるストーリーで、特に2章の迷走で、ソロライブに対する不安に飲まれている葵ちゃんが印象的でした。葵ちゃんは元気で溌溂なイメージがありますが、こんなに大勢の前で歌うのだから誰でも不安に思う、という当然のことを思い出してハッとしました。

ちなみに、第2章の動画の後のMCで葵ちゃんがよくもらう「どうやったら前向きになれますか？」という相談に対する答えがありました。詳細は省きますが、葵ちゃんがiPhone6を修理した直後に落として壊したことを「神様が将来のプラスのために今作ってくれたマイナス」と考えれて乗り切ったそうです。当然のように変な空気になったので、葵ちゃんが後日生放送で3時間詳しく話してくれるとのこと。

そしてこのライブで最高にエモい演出だと感じたのは「なんでもないや」で3人の葵ちゃんが登場した演出です。最初に歌った「なんでもないや」、2018年に歌った「なんでもないや」、そして今日歌った「なんでもないや」、それぞれが葵ちゃんの大切な軌跡です。私もかなり涙腺に来ていましたが、会場からも鼻をすする音がたくさん聞こえていました。

葵ちゃんは「サザンカ」や「小さきもの」「なんでもないや」のような落ち着いた曲に感情を乗せて歌うのも魅力なのですが、ロックな曲も歌える表現の幅も魅力だと思います。今回のライブで初披露された「MY ONLY GRADATION」はバリバリのロックな曲で最高にかっこよかったです。葵ちゃんは息を吸うタイミングがない大変な曲だそうです。

さらに葵ちゃんのもう一つの外せない魅力は「笑い」です。このライブには二寺蒼五様と冥途之土産ちゃんも駆けつけてくれて、3人で「二人の距離はドッグラン」を歌ってくれました。3人で掛け合い漫才（実質一人）（しかも葵ちゃん以外は録音だからタイミングかみ合わない）は最高に面白かったです。

最後の曲は「オーバーライン」と「エールアンドエール」で会場全体でコールをして盛り上がりました。そしてアンコールの後に、最終章「序章」の動画が流れ、葵ちゃんのこれからも君の心の応援団長であり続ける決意が語られます。そして「ユメ⇒キミ」を歌い最後は会場全員で合唱しました。

最後のMCで葵ちゃんから歌劇団の皆さんに感謝の言葉が贈られ、みんなは新しい世界を見たいですか！？新しい世界を見せてくれますか！？という問いに会場全体で答え、開幕と同様に合言葉と「よっしゃいくぞー！」で葵ちゃんの1stソロライブは終わりました。

まとめ

葵ちゃんが言っていたように、葵ちゃんの歌や動画やお笑いなど色々な魅力のうち、一部分でも好きな人であれば、今日のライブは楽しめる時間があったと思います。言うなれば「富士葵欲張りセット」なライブでした。VTuber界の歌姫と称される彼女が歌だけでなく、他の表現でもみんなを楽しませようとする、そんな思いやりが詰まった素晴らしいライブでした。

先にも述べましたが、葵ちゃんは表現の幅がとても広く、活動コンセプトの応援ひとつとっても、あの手この手の応援方法を見せてくれます。「頑張れ！」という熱い応援や「がんばれ～」というゆるい応援があり、その時の自分に合った応援を選ばせてくれるのは、かなり助かっています。

また葵ちゃんは私の予想を裏切り期待を裏切らない活動を見せてくれるため、これからもきっと新しい景色を見せてくれると信じています。そして私も葵ちゃんが新しい景色を見られるよう、葵ちゃんと魔界の人たちを応援していきたいと、今日のライブを見て思いました。

たった一度の富士葵1stソロライブを見ることができて本当に良かったです。きっと開かれるであろう富士葵2ndソロライブも楽しみにしています！素敵な時間をありがとうございました。