【入賞】2024年マッスルゲート東京スポルテック大会に初出場しました
こんにちは!だいすけです。
今回は先日フィジーク競技に初出場したので、そのことについて書いていきます。
(*フィジークとはボディメイク競技のうちのカテゴリーの1つです。)
最近ボディメイクを始めた人や頑張っている真っ最中の人、
ボディメイクは頑張っているけど最近辛くなってきた人の何か力に、
そして、ボディメイクの楽しさが伝わればと良いなと思います。
大会に出場したきっかけ
僕が大会に出場すると決めたきっかけは2つあります。
1つ目は30歳になったことです。
自分もいよいよ30歳なのかと思った時に、
「せっかくの節目だから何かに挑戦したい!」と、ふと思いました。
何歳になっても、
なにか目標に向かって頑張っている人の姿ってキラキラしてますよね。
自分のそんな人たちのように、何かに本気で夢中になって頑張りたいと考えました。
2つ目はフィジークの大会を観戦したことです。
1年前の2023年7月16日。
いつもお世話になっているパーソナルトレーナーがフィジークの大会に出場するということで、人生で初めてボディメイク競技を観戦しに行きました。
鍛え抜かれた選手が一堂に整列してポージングしている光景は、異様で非日常的な空間でしたが、
「マジでかっけぇ」
そんなことばかり思いながら、夢中になって大会を観戦していました。
この大会を観たことがきっかけで次第に「これからもっとボディメイクを頑張っていくなら自分も大会に出てみたい…!」という気持ちが強くなっていきました。
”30歳になり何かに挑戦したい+フィジーク大会に出ている選手みたいになりたい”
このことがきっかけで「来年フィジークの大会に出場する!」と決心しました。
ボディメイクの経過ー大会まで(減量期)
今回出場したマッスルゲート東京スポルテック大会は7月16日に開催であり、
この大会に出場すると決めたのが3月末。
減量開始時の体重が72kgであったため、大会出場時の目標体重を62kgに設定して減量を開始しました。
3ヶ月半で10kgの減量。
つまり1ヶ月で3kgの減量をコンスタントに行うことになります。
結果としては、
72kgから60.5kgまで減量することができ、万全のコンディションで大会に臨むことができました。
こう見ると順調に減量できたようにみえますが、
初めての”絞り切る”という経験は想像以上に大変でした。
減量で辛かったこと
減量期間最後の1ヶ月、
いわゆる”減量末期”と言われる期間はこれまでにない経験でした。
徐々に食事の摂取カロリーを減らしていったことにより、エネルギー不足を感じるようになり、常に倦怠感がある状態での生活。これが何よりしんどかったです。
・階段を登るとすぐに息切れをして、1歩1歩が重い。
・自転車を漕いでいるのに全然進まない。坂道は漕ぐ体力がないため自転車を押して歩く。
・注意力が散漫になり、物をよく失くすようになる(帽子、リップクリームは3個失くして週1ペースで買い直していました…。)
・友人とカフェに行った時に、チーズケーキを食べている友人が「一口食べる?」と優しさで言ってくれた一言に対して、「ほんとそういうのいいから。」とイライラした口調で言い返す。(食に関してはかなり敏感になっていました)
これに加えて、
体重としては順調に落ちてはいたけど、なかなかお腹周りの皮下脂肪が無くならず、大会までに「本当に絞り切れるの?」という不安を感じていました。
絞り切れているか確認する一つの基準として、
”手の甲の皮膚をつまんだ時の皮膚の厚さとお腹を縦につまんだ皮膚の厚さがほぼ同じなる”
というものがあるのですが、「大丈夫かなー」って四六時中お腹をつまんで皮膚の厚さを確認していました。
何度つまんでもすぐに薄くなるはずないんですけどね…。笑
そんなことがありながらも、
筋トレを継続して行いつつ、食事内容の調整や有酸素運動も駆使して無事に絞り切り、大会当日を迎えることができました。
大会当日
当日を迎えると、
「あとは楽しむだけ!」とめちゃくちゃポジティブな気持ちで会場である東京ビッグサイトへ。
大会のエントリーも済ませて、無事にゼッケンもGET。
エントリーするために並ぶ人たちがマッチョばかりで、内心少しビビりました。笑
大会当日の最終調整もやっていよいよ本番。
僕が出場したのはメンズフィジーク176cm以下級で出場選手は、19名でした。
1次予選(19名→11名)
2次予選(11名→6名)を突破!
決勝の舞台へ進むことができました。
決勝審査ではまず初めに選手紹介として、1人ずつ名前を呼ばれステージ上でポージングします。
その時の様子をカメラが趣味の友人が撮ってくれました。ありがとう。
そして、結果は5位入賞。
初めてのフィジーク大会でこの日を迎えるまでに悪戦苦闘することもありましたが、自分の力を全て出し切って、入賞することができて本当に嬉しかったです。
そして何より楽しかった!
忘れられない最高の日になりました。
もちろん欲を言えば、メダル圏内にまで入りたかった想いもありますが、この悔しさを糧に来年リベンジします。
大会に出場して学んだこと・感じたこと
①人と人との繋がりの大切さ
ボディメイクは側からみると1人で頑張っているように見えるかも知れません。
しかし、今回大会に出場するにあたって、たくさんの人に励ましてもらったり、支えてもらいながら、減量期間を乗り越えることができました。
自分1人だけで頑張っているだけでは、ここまでやり切ることは出来なかったと感じます。
当日は、
師匠であるKousukeさんが運営しているボディメイクスクール(サブトレーナーとして活動させていただいています)の仲間たちや看護師時代に知り合った友人が応援しに来てくれて、ステージ上からも声援が聞こえてきてめちゃくちゃ嬉しかったです。
大会を通してよりみんなとの絆を深めることが出来ました。
*Kousukeさん
②食への感謝
普段食べている食事の尊さをとても感じました。
お腹いっぱい食べられること、何も制限なく食べられることがどれだけ幸せなことか。
これからは普段の食事に感謝して、”食”をもっと楽しもうと強く感じました。
ボディメイクスクール生が差し入れをくれて、決勝審査が終わって降壇してすぐに舞台横でロールケーキとドーナツを食べたのですが、美味しすぎて身体に沁みました。
我慢した後の甘い物の美味しさは格別。
③やり切る経験
僕がボディメイクを始めたのは、ガリガリ体型をなんとかしたいという理由でしたが、パーソナルトレーニングを受けて、そこから「フィジークの大会に出場する」という明確な目標ができて、
”大会出場に向けて、身体を作り上げる”という経験は僕にとって初めて何かをやり切ったと感じる経験でした。
身体の変化はもちろんですが、メンタル的に成長することが出来たと強く感じます。
特に減量末期を乗り越えた経験は、自分にとって自信になりました。
減量末期は倦怠感がある中でも、
身体を作り上げるために筋トレと有酸素を合わせて、2時間以上はほぼ毎日行う。
その中でお腹いっぱいの食事も摂れない。
そもそも毎日2時間以上は、ボディメイクに充てられる時間を確保しなければならない。
そんな経験が自分を強くしたのだと思います。
何かに本気で挑戦してやり切る。
この経験を活かして、来年もフィジーク競技はもちろん、他のことにもどんどん挑戦していきます。
終わりに
元々ガリガリ体型をなんとかしたくて始めたボディメイクが、
今の僕にとっては心から楽しいと思えています。
筋トレも最初は頑張って始めてもしばらくするとやめてしまう。
そんな繰り返しでした。
それが今ではボディメイク競技に出場するまでに、夢中になってやっている。
自分でもこうなるとは思ってもいませんでしたが、
今回フィジークの大会に出場して本当に良かったです!
達成感が半端ない。大会を通してよりボディメイクが好きになりました。
僕がどうやってここまでボディメイクを続けられるようになったかは、
以前別記事に書いたので、良かったらそちらも読んでみてください。
僕がガリガリだった時の過去から振り返って書いています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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