This is startup - 「ドラゴンボール(界王拳)」~窮地でリミットブレイクするための心構え~
【要約】
はじめに
スタートアップでは信じられないことがたくさん起こる。
その中には、全力を振り絞ってもなお超えられないものもある。
しかし、敵前逃亡をするわけにはいかない。
自分の後ろには誰もいないのだ。
殿として、なんとしても、この窮地を脱しなければならない。
僕は「頑張る」という言葉が嫌いだ。
有能であれば、頑張る必要がないからだ。
しかし、スタートアップでは、精神論を決して無視できない局面があるのも事実。
本記事では、そういった局面で僕がいつも思い出す孫悟空の必殺技について語りたい。
界王拳!
ドラゴンボールとは
ドラゴンボール。
もはや語る必要もないだろう(というか、端的に語れない作品だと改めて気づいたw)。
前提知識(ドラゴンボール)
登場人物
孫悟空…サイヤ人に対抗するために、界王様に必殺技(界王拳と元気玉)を習う。
界王
界王拳
ドラゴンボールオフィシャルサイトの記載がほぼそのままであるが、1つだけ欠けている点がある。
使用後の使用者に甚大なダメージを与える諸刃の剣である点だ。
This is startup
スタートアップで働く人間の使命
スタートアップで働く人間の使命。
それは言わずもがな、「会社の成長」である。
会社を成長させるために経営者は給与を社員に支払っている。
ピッチに立ったサッカー選手の使命が「勝利」であるならば、スタートアップで働く社員の使命は「会社の成長」である。
会社の成長のために全てを捧げるのがスタートアップで働く者の義務だと言っても過言ではない。
窮地の定義
窮地と言っても様々な要因が考えられるが、本記事の「窮地」は、次のように定義したい。
窮地とは、自らが経験したことがない未知の事象であり、かつ、役割とケイパビリティから考えて自分だけで対処せねばならないと感じている事象である。
そしてここに、スタートアップ特有の制限が加わる。
それは時間だ。
時間がないのだ。
考える時間も、対処する時間もない。
時間さえあれば、PDCAを回しながら進めることができる。
しかし、そんな時間はない。
PDCAを回す時間もない。
自分が今出せるカードを全て切っても倒すことができない敵。
それでも逃げるわけにはいかない。
それが役割というものだ。
界王拳に込めた意思というエネルギー
こういう局面で僕は、「頑張ります」ではなく、「界王拳を打ちます」と言うようにしている。
自分の限界を超えた力を出して、乗り切る。
乗り切った後のことは、乗り切ってから考える。
骨は拾ってくれ。
そういう気持ちになったときに界王拳を打つことにしている。
労働時間を増やす。
意図的にゾーンに入れる。
とにかく手足を動かす。
そうして自分の力で局面を変える。
局面が変わるまで界王拳を打ち続ける。
鼻くそをほじる力がなくなるまで。
まとめ
界王拳はサステナブルではない。
そういう特性の技だ。
スタートアップの中にいれば、誰しも常時3倍界王拳くらいまでは使っているものだ。
ここからさらに上げる。
前から頑張っているのになぜこんなことになるのか。
そういう弱い自分を打ち消すためにも界王拳が必要だ。
(頑張りだけでは足りないから起きるのが窮地である)
もちろん、元気玉(仲間の力)も併用して。
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