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【ガジェット】Assistive Touchを設定してみて

 みなさん、こんにちは。☺️新しいOSが各機種アップデートされました。その中で今回ちょっと面白いと感じたWatch OSの「Assistive Touch(アシスティブ・タッチ)」について記事を書かせて頂きますのでよろしくお願いいたします。

Watch OSの新しい機能の一つ

 今回のアップデートは新機種も含め楽しみにされていた方も多いのではないかと思われます。私も新型iPhoneをスルーした身ではありますが、各機種の新OSについては非常に楽しみにしておりました。☺️
 いろいろと新しい機能があるようですが、今回ちょっと面白いと思って設定していたのが「Assistive Touch(アシスティブ・タッチ)」という機能です。

 Assistive Touchは、決められた手の動き(ジェスチャー)に合わせてApple Watchを操作する WatchOS 8から搭載された機能です。Apple Watchに搭載されている各種センサーが手の動きを検知し、Apple Watchに触れる事なく操作できます。

 なかなか面白い機能かなと現段階では思っています。☺️過去Appleの開発で、こういったジェスチャーなど直接デバイスで決められた操作以外の操作というのは結構試行錯誤されてきた開発内容ではないかと思います。
 ここに「どのような障がいを持った方でも製品の機能を活用できる、」という理念があるのかな?と感じさせてくれる機能ではないかと思います。

実際に設定してみてどうか

 まず初めにデフォルト(初期状態)ではAssistive Touch機能は有効になっておりませんので、設定から有効にする必要があります。

 ※このAassistive Touchは必ずしも必要な機能ではないと思います。というのも、結構腕や指というのは動かす事が多い部位なので勝手に動いたり、または機能して欲しいのに動かないなどの問題が発生する可能性がありますので、まずは楽しい!くらいの気持ちで設定・利用した方が良いと思います。☝️

 この設定はApple WatchからもiPhoneのApple Watch設定アプリからも操作できます。
 ① Apple Watchのcrownを押して「設定」を選択します。
 ② 設定の中にある「アクセシビリティ」を選択します。
 ③ 「Assistive Touch」を選択します。
 ④ まず初めに「Assistive Touch」を有効にするスイッチをタップして緑色にし、その下にある「ハンドジェスチャ」を選択します。
 ⑤ ハンドジェスチャ内に入ると下記設定項目が出てきます。

 ピンチ:人差し指と親指で摘むように動かします。
 ダブルピンチ:上記ピンチを二回連続で行います。
 クレンチ:手を握るように動かします。
 ダブルクレンチ:上記クレンチを二回連続で行います。
※ジェスチャ(動き・動かし方)についてはハンドジェスチャ有効項目の下に「詳しい情報……」と青色で記載されている文字がありますので、タップ(叩く)するとそれぞれどうやって手を動かすのかアニメーションで確認する事ができます。☝️

 それぞれのジェスチャ・デフォルト(初期)設定は変更可能で、ジェスチャを行った際にどのようにApple Watchが動作するのかをせっていできます。

 »順方向=各種項目を進める事ができます。選択項目を下に動かしたりなど。
 «逆方向=各種項目を戻す事ができます。選択項目を上に動かしたりなど。
 🖕タップ=選択した項目を実行させる事ができます。
 アクションメニュー:Apple Watchの画面上にメニューを表示させる事ができます。また、メニュー表示後はさらにジェスチャで項目を選択し、タップ(実行)させる事ができます。
 Crownを押す=Apple Watchの Crownボタンを押すのと同じ動作になります。

 これでジェスチャと機能を組み合わせ、実際に手を割り当てた方法で動かすと操作できます。

でも常に動いたら邪魔だったりバッテリーが無駄に使用されたりしないの?

 その通りです。私もその部分をちょっと考えました。しかし、そこはAppleですね。この機能を有効にするかしないかを選択するジェスチャがあります。
 設定後にApple Watchを動かすと画面に青白く光る枠が一瞬表示されます。その時に予め設定していたジェスチャを行います。
 ・ハンドジェスチャの設定画面に「有効化ジェスチャ」という項目があります。
 ・ダブルクレンチ=手を二回連続で握る動作
 ・ダブルピンチ=指で摘む動作を連続で二回行う動作
 ・なし=常に有効になるので有効化するジェスチャは必要ありません。
 上記設定を行なっておけば常に機能する事がありませんので、使いたい時に有効にするという事ができるようになります。

実用的ですか?

 正直、便利だとは思いますがまだまだ開発が必要な機能だと思います。これはランニング中であったりなど何かをしながらという「ながら用機能」である事が分かります。今回の段階でのAssistive Touch機能はプロトタイプという雰囲気で素晴らしく実用的な機能とは言い難いものがあります。
 大きな理由はジェスチャを認識させるにはコツが必要である事。あまり感度が良いと誤動作を起こしますし、感度悪すぎると認識しませんね。😅ちょっと大袈裟に手を動かすと認識率がいいのですが、果たして人前でどうです?(笑)
 次に様々な項目を選択するにしても画面を注視する必要があるので、別に大袈裟に手を動かす必要はないかな?と思います。デジタルクラウンだって最小限の動作で機能する優秀なボタンだし。☺️
 将来的な期待となる機能という段階だと思います。☺️

最後に

 Appleらしいと言えばらしい「不完全なシステムを世に出し、文句という名のフィードバックから素晴らしい技術・機能を作り出す。」という手法に沿った新たな機能?だと思います。(笑)Apple Watch series 7に血糖値を計測する機能が搭載されなかった関係で、今回機種変更は行いませんでしたが、現在持っているseries 6でも十分楽しい機能を使用できるというのは嬉しいですね。☺️
 やはりMacintoshの頃からOSのメジャーアップデートはワクワクします。Mac OS 9からOSXになった時は本当に夜眠らず弄り倒しました。☺️リリース前は毎日毎晩情報収集をしました。パソコンはただの機械ではないと感じさせてくれたAppleを私はこれからも愛し続けます。(笑)

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