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自己紹介〜大学編⑤デビュー失敗

サイクリングサークルをやめたぼくが始めたのは、結局野球。

野球でやり残したことが一つだけあったことを思い出したのだ。

それにコミュ力低めな僕でも「野球ならうまくやれるはず!」と思ってた。

●得意分野での直面

が、しかし!!大直面!!

一つ目は、衰え。

ショートの生命線は、三遊間の打球を逆シングルからの送球。

ファーストに送球が届かない。コントロールがつかない。

10年間やってきて常に守備でチャンスを掴んできたぼくにとって致命的。

大学時代は、代打要員になった。

二つ目は、人間関係。

部活仲間はいる。だけど一緒に飲みに行くような友達にはならない。

部活仲間は、部活するだけ。先輩ともうまくやれない。

好きでやってきた野球でうまくいかないことが多すぎる僕は、やり残したことを達成した大学2年生の春、トラブルをきっかけにピリオドを打った。

「やり残したことはなんだったか?」

自分の彼女に野球をしている自分を応援してもらうこと。

我ながら可愛い笑

●バイトサークル

彼女が札幌で浪人していたので、会いに行くための費用をアルバイトで稼ぐことに。

ぼくのまわりは、家庭教師や塾講師が多かったけど、姉と同じように居酒屋のアルバイト。

新卒で初給料が出た姉が横浜まで来て、ごはんをご馳走してくれると居酒屋へ。

「賄い付きだと一人暮らしには楽だよ!」

結局、そのお店で3年半、扶養外れないギリギリを狙って調整するくらい、アルバイトしまくった。

数少ない友人はバスケサークルで楽しむ中、ぼくはバイトサークル、部員は1人だった。

●何をやるかではなく誰とやるか

稼ぐことを目的に始めたけど、同じところでずっとやれたのは、バイトの先輩たちのおかげ。

お世辞にも高いとは言えない学歴、大学名。

でもぼくにはあまり関係なかった。

同じ大学のサークルや部活の先輩より、

人生経験が豊富!空気が読める!話が面白い!

なによりも仕事ができる!!

賄いタイムがお腹も心も知識も満たされる時間で、バイト終わりに朝まで飲みにいくこともよくあった!

結果、ぼくは1年生でとるべき必修科目を落とすくらいバイトをしていた。

実家に帰って、親や姉、地元の友人の僕に対するリアクションが変わっていった。

その後、途中同じ大学や慶應大生が入ってくることもあったけど、愕然とした。

頑固、手抜きする、気が利かない!

頭の良さを仕事に活かす気がないのか?!

ぼくもそうだったのかと思うと本当にゾッとする。


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