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多様なキャリアを持つ営業メンバーが語る、大倉のチーム力と仕事のやりがい

株式会社大倉 の木村です。不動産業界のなかでも、倉庫などの事業用物件のサブリース事業に特化した当社では、さまざまなバックグラウンドを持つ社員が働いています。そこで今回は、これまでのキャリアが異なる社員同士が、どのような雰囲気で仕事をしているのか、営業チームのメンバーにインタビューしました。リーダーであるマネージャーを中心に、チーム一体となって業務に注力している様子をお届けします。


大阪本社 営業開発本部 マネージャー 吉田 雅哉(よしだ まさや)さん
不動産営業歴10年のベテランで、過去に居住用物件を扱う大手不動産会社などを3社経験。2021年より業務委託社員として営業を担当し、2023年に正社員として入社。

大阪本社 営業開発本部 名嘉眞 啓(なかま けい)さん
新卒で食品会社に入社し、営業職とスーパーの店長を経験。2022年に大倉へ転職。入社3年目。

大阪本社 営業開発本部 峯山 明日香(みねやま あすか)さん
グループ会社が運営するエステ事業のエステティシャンとして入社。2023年に、「お客様により喜んでいただける仕事がしたい」と営業開発本部へ転籍。入社2年目。

3名とも、事業用不動産ポータルサイト「ロジコロ」の反響営業を中心に担当。



「相談しやすい雰囲気作り」で成長を後押し

——昨年から3名のチーム体制になりましたが、普段はどのようにコミュニケーションを取りながら、仕事を進めているのですか?

吉田:
基本的には、出社後と帰社後に顔を合わせるようにしています。月曜日の夕方には定例ミーティングを行なっており、案件の進捗状況を共有したり、私の視点からちょっとしたアドバイスをしたりすることもありますね。

マネージャーの吉田さん

峯山:
毎回ミーティングの最後に、「何か質問したいことはある?」と気にかけていただけるのがありがたいです。クライアントへの伝え方なども丁寧に教えてくださるので、「吉田マネージャーからいただくご指導のすべてが糧になっているな」と日々感じています。

名嘉眞:
私は以前、案件提案を進める際に、決定権を持つ方になかなかお会いできないことに悩んでいました。「決定権者の方と直接お話したい」とストレートにお願いすると、抵抗感を与えてしまうこともあるため、伝え方が難しかったんです。そのとき、吉田マネージャーから自然に提案する方法を教えていただき、大変助かりました。マネージャーは、クライアントに前向きな気持ちになっていただく話法を熟知していらっしゃるので、日頃から参考にさせていただいています。


——名嘉眞さんと峯山さんは、日々疑問点や相談事が思い浮かぶと思います。その際に、どうやってその悩みを解消しているのか、教えてください。

峯山:
大阪本社は固定席を持たないフリーアドレス制なのですが、いざという時に相談しやすいよう、普段から吉田マネージャーの近くで仕事をするようにしています(笑)お二人とも、常に声を掛けやすい雰囲気を作ってくださっているので、随時ご相談させていただいています。この恵まれた環境は、本当にありがたいです。

吉田:
自分が部下の立場だったら、忙しそうなオーラを出してる上司には、相談しづらいですからね。

名嘉眞:
私は「たとえ同じことを何回聞かれても、毎回きちんと答える」というルールを、自分に課しています。なぜなら、私自身が「理解したつもりだったけれど、改めてもう一度確認したい」と思うことがよくあるからです。それに、前回説明して相手が理解できなかったということは、自分の伝え方が良くなかった部分が必ずあると思うので……。

「前に説明しましたよ」と断ってしまったら、「もうこの人には聞かないでおこう」と思いますよね?そんな先輩にはなりたくないなと思っています(笑)

入社3年目の名嘉眞さん


——チームで大切にしている、恒例行事などはありますか?

吉田:
月次の目標を達成したときは、必ず3人で食事会を開くようにしています。直近では3ヶ月前に開催しましたね。ちょうど名嘉眞さんが育休から復職したタイミングだったので、「育休お疲れ様&復職おめでとう」という意味合いも込めて、みんなで乾杯しました。

名嘉眞:
予定よりも早く子どもが産まれた関係で、契約案件が重なっている時期に育休を取ることになってしまいまして……。お二人に快く案件を引き継いでいただいたおかげで、1ヶ月間家事と育児に専念できました。復帰後も温かく迎え入れてくださって、本当に感謝しています!


メンバーが語る、三者三様の自己成長

——皆さんが仕事のやりがいを感じるのは、どんなときですか?

吉田:
やはり、リピートでご依頼をいただいたときですね。「また新しい物件を探しているんだけど」と、クライアントから直接ご相談をいただく瞬間に、この上ないやりがいを感じます。

名嘉眞:
私も同感です。「情報サイトには掲載されていないけれど、あの物件が空いているようだから調べてもらえないか」といったご依頼をいただくと、うれしい気持ちになります。

峯山:
私はまだ1年しか業務を経験していませんが、「契約が完了したとき」や「クライアントから感謝の言葉をいただいたとき」に、やりがいを感じています。なかでも印象に残っているのは、初めて成約した案件です。吉田マネージャーにサポートいただいたのですが、自分一人の力では受注できなかったので、今でも当時のことは鮮明に覚えています。

入社2年目の峯山さん

吉田:
峯山さんは、クライアントとのコミュニケーションは問題なく取れていました。私は不動産の専門知識の部分を補ったり、宅地建物取引士(宅建)の資格保有者じゃないとできない、契約事務手続きをしたりと、色々とサポートさせてもらいました。

クライアントは新規事業で店舗をオープンされた方でしたが、新たなチャレンジの瞬間に立ち会った、という意味でも感慨深かったのではないですか?

峯山:
そうですね。開店してから、吉田マネージャーと一緒に、改めてご訪問させていただく機会がありました。そのとき、クライアントが「ここから頑張って事業を成功させてみせます!」と晴れやかな表情で話されていて。この仕事の醍醐味を感じ、感無量の想いでした。


——入社してからは、それぞれどのような面で自身の成長を感じられていますか?

峯山:
ビジネスマナーが身についたと同時に、不動産の専門知識についても、日々理解が深まってきています。少しずつですが、「社会人として成長できている」と手応えも感じています。

名嘉眞:
私の場合は、宅建の教本で勉強したり、法律に詳しい上司に積極的に質問したりして、専門知識の習得に励んでいます。実は今年、宅建の資格試験にもチャレンジする予定で、今は自宅学習に力を入れているところです。また、社内で開催される、営業ノウハウやマインドを学べる講座も受講させていただいており、着実に営業スキルも向上していると感じています。

吉田:
私は二人とは少し違って、スキルよりもマインドの面で成長したように思います。実は以前は、「自分が苦労して得た学びや経験は、他人にはそう簡単に教えたくない」という気持ちがあったんですよね。

名嘉眞:
え! そうだったんですか?

峯山:
全然気が付きませんでした…...。

吉田:
でも、マネージャーという立場になってから、考え方が180度変わったんです。今では「自分のアドバイスで、少しでも後輩が成長できたらうれしい」と考えられるようになりました。今では、二人に対して「もっと教えてあげたい」という気持ちが強いです。


——この1年を振り返ってみて、いかがですか?

吉田:
二人とも、案件を通して経験を積み重ねていく過程が大変だったと思いますが、着実に自信がついてきたように思います。特に名嘉眞さんの場合は、1年前と比べると契約件数がかなり増えましたよね。

名嘉眞:
ありがとうございます。確かに、以前と比べると契約率が上がりました。自分でも「提案の質が向上してきたのではないか」と感じています。自信がついたのかどうか、自分では定かではないのですが、少なくとも「自信を持って話す」という意識を持つようになりました。

吉田:
いや、確実に自信は芽生えていると思いますよ。名嘉眞さんは以前、クライアントと電話するときに、事務所の外に出て連絡していましたよね?それが今は、堂々と事務所内で話せるようになっていますから。

名嘉眞:
言われてみればそうですね。前は「話している内容を、同僚の方々に聞かれるのが恥ずかしい」と感じていたんです。決して問題のある会話をしているわけではないのですが……(笑)。きっと自信が持てていなかったのだと思います。今ではまったくもって、そんな気持ちはなくなりました。


——峯山さんについて、成長を感じていらっしゃる部分はありますか?

吉田:
まだ入社して1年ですが、さまざまな案件を手がけて経験値を積めたことは、大きな収穫になったのではないでしょうか。店舗から倉庫、工場、土地まで……本当に幅広い物件を担当してきましたから。

峯山:
そうですね。ただ、物件によって必要な知識が異なるので、正直なところ、時々パンクしてしまっていたこともありました(笑)。私は記憶力があまり良くないので、一度学んだことは必ず復習するようにしているのですが……。この1年間は、絶えず新しい知識を身につけようと、格闘していましたね。

吉田:
入社1年目は学ぶことが多いので、どうしてもそうなってしまうかもしれませんね(笑)。でも、この段階を乗り越えたときに、また一つ峯山さん自身がステップアップできると思います。私も日々見守っているので、困ったことがあれば遠慮なく相談してください。


信頼される営業マンに必要な、4つの資質


——皆さんが営業活動の際に感じている、大倉の強みについて教えてください。

吉田:
まず挙げられるのは、事業用不動産ポータルサイト「ロジコロ」の反響の多さですね。私は複数の不動産会社を経験しているからわかるのですが、一般的には大手不動産会社などのネームバリューがある企業でなければ、クライアントからの問い合わせはなかなか得られないからです。

名嘉眞:
私の経験では、初回の打ち合わせの際に、「信頼できる会社」という第一印象を持っていただけているように思います。「創業から50年以上にわたって事業を行なっている」というお話をすると、多くのクライアントが驚かれながらも、安心している様子が伝わってくるからです。加えて、人材紹介や業務請負など、多種多様な事業を展開している点についても、非常に興味を持っていただけますね。

峯山:
私は、歴代の先輩方が築いてこられた信頼関係のおかげで、スムーズに商談を進められることが多いと感じています。クライアントとお話していると、「以前、大倉の○○さんにお世話になったんです」と、ほかの社員の話題が上がることがよくあります。私自身はまだ経験が浅い部分が多々ありますが、大倉を信用してくださっているからこそ、契約していただけたクライアントさんがこれまでにもいらっしゃいました。


——最終的に、クライアントが当社を選んでくださる決め手は、何だと思いますか?

吉田:
大倉の場合、お問い合わせから契約に至るまでの期間が、早くても2週間、長いケースだと1年以上に及ぶことがあります。その間、クライアントとの打ち合わせを重ねていくなかで、自然と強い信頼関係が築かれていることが決め手になっているように思います。実際に、あるクライアントとの契約に立ち会った際、「名嘉眞さんが本当によくやってくれた」というお言葉を直接いただいたこともありました。


——当社の営業職に必要なスキルや資質があれば、教えてください。

吉田:
やはり一番に挙げられるのは、コミュニケーション能力ではないでしょうか。大倉では売り込み型ではなく、提案型の営業を重視しています。クライアントの課題を解決するご提案をするためには、お相手のお話をしっかりと伺い、不安に感じている点や期待されている点を丁寧に探っていく必要があるからです。

峯山:
加えて、積極性と粘り強さも求められるのではないかと思います。一度の提案で断られても、諦めることなく、新たな提案を重ねながら信頼関係を築いていく必要がありますから。

名嘉眞:
個人的な見解ですが、準備力も非常に大切だと思います。提案物件の場所や法的規制、建物の構造や使用方法など、商談前により多くの情報収集ができれば、自信を持って提案できるからです。結果的に、この事前準備がクライアントの信頼獲得にもつながっていると実感しています。


——最後に、大倉への応募を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。

峯山:
社内の雰囲気やどんな社員がいるのかなど、応募前は色々と気になる点があると思います。ですが、私は「心配しなくても大丈夫ですよ」という言葉をお伝えしたいです。実際に入社してみると、先輩方は丁寧に指導してくださいますし、営業職も事務職も関係なく、皆さんが温かく見守ってくださいますから。

名嘉眞:
峯山さんが仰るように、大倉は安心して働ける環境が整っていると感じます。私は前職と比較すると、「ワークライフバランスを保ちつつ、仕事にやりがいを感じながら、成果を出す」という理想的な働き方が実現できています。

吉田:
さらに、大倉の魅力は働きやすさだけではなく、取り組んでいる事業にもあります。前述した通り、当社は人材紹介や業務請負など、多岐にわたる事業を展開しています。そのため、業務を通して、不動産以外の領域にも携わる機会があります。これは事業としての相乗効果はもちろんですが、個人としても幅広い知見を得られる貴重な機会になるはずです。

「仕事を通じてひと回りもふた回りも成長したい」という方には、ぜひ大倉で働くことを検討していただきたいです。



大倉では東京・埼玉・福岡支店の営業職を募集しています。少しでも興味のある方は、以下よりお問合せください。


座談会に登場した、名嘉眞さんのストーリーはこちら↓↓

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