とても気になるフルサイズとAPS-Cの違い
何かと話題になる「フルサイズ」と「APS-C」の違い
写真を撮る行為は同じなのになぜか比較されフルサイズ優位で話しが進む事が多いのでそんな2つのセンサーサイズを比較してみました。
とはいえ、フルサイズとAPS-Cは単純に同じレンズで比較する事が出来なくて
フルサイズのレンズをAPS-Cに付けてもいいのですが、それでは専用設計されていないレンズなので描写がかなり変わってしまいます。
ところが、フルサイズのEマウント用とAPS-CのXマウント用でCarl ZeissからPlanarがラインナップされているのでこれで比較してみます。
どちらもZeissのレンズですが設計がそれぞれ違うので単純な比較にはなりませんが同じZeissで同じPlanarならまぁいいでしょうという事で。
どちらも同じ画角です。
f値を揃えるとボケ方が変わってくるのでAPS-Cのレンズに記載されている通りに50mm f2.8で比較しました。
Touit 32mm F1.8はフルサイズ換算の数値が書いてあるのでイメージしやすいですね。
三脚に乗せて同じ位置から撮影しましたが画面に収まる範囲やホワイトバランスがに違いがあったので、見た目で同じになるようにLightroomで調整しました。
その上で比較をしてみるとフルサイズ用のほうがディティールが保たれコントラストも高いです。
APS-C用が開放になっているため仕方ない事ではありますが。
ボケ感はフルサイズはとてもなめらかです。
この2台のPlanarはどちらかと言えばXマウントのほうがレンズ構成からしてPlanarらしさがあってボケ方も”らしさ”が出ていると感じます。
Eマウント用は描写そのものはZeissらしさがありますが解像感がよく出ていてあまり”らしくない”感じです。
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