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その身を生きる

 先日知り合いの前住職が亡くなられたので当日夜隣寺の住職と手を合わせに行き、お顔を拝見してきました。
生前とあまり変わらぬお姿で、しかし精が抜けたかのように見える(こう言う言い方は違うが感覚として)魂の器がそこにおられました。
思えば私が彼は車の免許をとりに行った先の教官でもありまして、なんやかんや長いお付き合いでございました。
そしてなんやなんやでお葬儀も終わり今これを書いています。
人の生き死には普段考えるには重い話題だと感じるし、深い深い思考を必要とする。どう生きるかに直結する。
昔の人は仏教の深い思考や真理を「阿弥陀さん」という物語を通して生きていた。今もそうだろう。
愚者となって往生す。意味や価値を求めたがる我々はその執着から離れ生きる事への意識が何よりなのだと思う。
今年は燕が巣を作りそうです。
カラスとの戦いが始まる。

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