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第3回「幽響の森」写真展

こんにちは、Daishiです。
最近noteの更新頑張ってるので、勢いのまま「幽響の森」写真展の振り返り記事も書いてみます。

「幽響の森」写真展について

この写真展はというと、伊豆天城山の風景を集めたグループ写真展となります。
主催は写真家の曽我定昭さんという方で、これまで天城というエリアの魅力を世に広めてきており、曽我さんの影響で数多くの写真家が天城の魅力に取り憑かれていったといっても過言ではないと思います。
そんな彼はもう30年弱前から撮影しており、現時点で83歳の大巨匠です。
また、風景写真家であればほとんどの人が名前を知っているであろう巨匠方も出展されるような非常にハイレベルなメンバーの集う写真展でもあります。

「幽響の森」写真展のフライヤー画像

ちなみに上のフライヤーを見ればわかると思いますが、今回の展示は【第3回】となります。
つまり、過去に2回同じテーマの展示が開催されていたということです!
そして2019年10月30日〜11月11日(日)に第2回が開催されており、知り合いが展示されていたためにふらっと行ったこの写真展が私と天城の出会いのきっかけとなりました!

天城との出会い

せっかくなので、天城との出会いについても少しだけ触れておきます。(全部書くと長くなるので簡単に…)

天城との最初の出会いは5年近く前に遡ります。
先程も書いたとおり第2回の幽響の森写真展でした。
そして翌年には曽我さんの個展「幽魂」が東京で開催されたため、そこへも足を運び曽我さんともたくさん会話させていただきました。
そこでさらに強い刺激を受けて、自分も天城という地を撮ってみたいと思うようになります。

さらに追い打ちをかける出来事として、その写真展の数日後ぐらいに近所の書店の写真集コーナーを見ていたら、たまたま土屋正英さんの「深淵の森」の写真集を見つけました。
第2回の天城の写真展を観にいった時に特に印象に残った写真の中の1枚が土屋さんの写真で名前は記憶していたので、写真集も即決で買いました!

これらの出来事が天城に興味を持ったきっかけでした。
SNSで写真を手軽に見られる時代でも、やはり写真展や写真集の力ってすごいですね…

そして自分も天城という地に踏み込む日が訪れます。
曽我さんの個展で私と同様に曽我さんとつながり、今回の第3回写真展でも一緒に展示することになった同い年でカメラ初心者の頃からつながりのある菅家優介君と私を案内してくれるという連絡が曽我さんからあり、ついに念願の撮影ができます!

その後も曽我さんとは一緒に撮影に行く機会がまたあり、天城の説明や思い入れなどをたくさん聴けるという贅沢な時間を過ごせました。

この頃から広大な天城エリアのロケーションや植生情報についても情報が増え、個人でも入山するようになります。
電波も入らず人もほとんど通らない山奥まで片道2時間、3時間歩くようなポイントが多く、体力的にも精神的にもだいぶパワーは必要です笑

こんな場所でもあり、そもそも伊豆までも近くはないので、行ける頻度は多いわけではないものの、これが天城という地にハマっていく経緯でした。

出展までの経緯

話が逸れたので軌道修正します。
今回のテーマは第3回「幽響の森」写真展についてでしたね。

出展が決まるきっかけは菅家君に曽我さんから電話があり、写真展の話があったことです。
曽我さんの想いとして第3回は若手メンバーも一緒にやりたいとのことで、曽我さんが直接面識のあった私としょちゃさん(星野翔さん)は確定で、他にも天城を撮ってる友達がいたらその人たちも一緒にやりたいとのことで、はっしーくんとれみさんにも声をかけ若手チーム結成しました。
ちなみに写真展のメンバーは60歳以降の方が大半なので30歳でもかなりの若手です。

主催の曽我さんをはじめ多くの方にリードしていただき、自分は出展させてもらう立場でしたが素晴らしい展示になりそうな予感がしておりワクワクしておりました。
何より第2回の展示が刺激的で自分の写真家としての人生においてもかなりの影響があったものだったので、今度は出展者として立てることが幸せでした。

写真展に出展してみて

今回の出展メンバーはかなり豪華で、天城に興味を持つきっかけとなった曽我さんや土屋さん、第2回展で出展していた当時からの知り合いの山之内さん、プロ写真家としても超ビッグネームの辰野清さん、いつも刺激を受けておりかなりレベルの高い写真を撮る若手写真家のメンバーたち、、、など(他にもいる)

写真展には何日か在廊してご来廊者の方々や同じ出展メンバーの方ともたくさん話をしましたが勉強になることばかりでした。
2023年の5月のシャクナゲ撮影以降天城へは行けていなかったのですが、春になったらまた入山したいと思うようになりました。

ちなみに今回の出展写真は、この2023年5月に撮影したシャクナゲの写真です。

「深山の狂宴」
人間の住む世界からは隔絶され、霧に覆われた深山の奥地に足を踏み入れると、アマギシャクナゲが壮観な群生を見せていました。
華やかな美しさの一方で、生涯を終えた花々も静かに彼らの仲間に加わることにより、自然界の死者と生者が交錯し、荘厳で神秘的な美と儚さが共存する世界となった。

この写真を撮った時の撮影記も記事書いているので、お時間ある方は是非こちらも!
https://note.com/daishi_okamoto/n/n7f751a42500d

また出展者でもありプロ写真家の辰野清さん、土屋正英によるギャラリートークもあり、そこで私も大勢を前に作品解説をしたり講評を受けるという貴重な経験もしました!

ギャラリートークの様子
辰野さんとの2ショットも。笑

また今回の写真展開催にあたり、出展者の作品集も販売されておりました。
展示作品はもちろん、展示作品以外も掲載されており、天城に咲く花の情報や撮影地マップ、全写真のキャプションや撮影日時、撮影ポイントまであり2,000円という格安さ…

「幽響の森」作品集


作品集に掲載した作品はこちら

「王者の威厳」
二つに割れる巨大な老木がこの森一体を司る王者の風格を備えていた。
周囲のものを寄せ付けない程の圧倒的な生命力を感じ、この迫力のある威容が私を虜にし、畏怖の念が心を包み込んだ。
自然の神秘と調和したこの壮大な姿に感嘆の念を抱きながら、ストレートに表現すべくシャッターを切った。

また、2022年に企画したグループ写真にも実は天城の写真を出展してました。

「幽宴」
朽ちた老木を彩るかのようにアセビの草花が装飾をしている様子を撮影。
天城エリアは近年アセビの木々が猛スピードで成長しているようで、世代交代のタイミングでもあるらしい。

写真展を終えて

これまで多くの写真展に参加したり自分でも企画したりしてきたけど、今回の写真展は今までとは違った意味で刺激を受け大きな意味のあるものになりました。
普段SNSではなかなか繋がれない界隈の方々と一緒に写真展をしたいというのは個人的にも昔から思っていたことだったので、そういった機会をいただけて本当に感謝しております。。

また、曽我さんをはじめとした天城を撮影される写真家の方と話していた中で印象的だったこととしては、近年特に台風や雷などの自然のパワーに抗えず倒れていく老木が多いということです。
クラウドファンディングなどで森林の保護を考えたこともあったそうですが、結局それもできず。

SNSには撮影地を出さないといった暗黙のルールみたいなものもあるような気がしており、自分も隠したいという想いが強かったのですが、天城への愛に溢れた方々と話をしていると隠すことに違和感を感じることもありました。
その地の魅力が伝播して伝わっていかなければ、その地は人知れず廃れていくことにも繋がるし、自分のエゴなんじゃないかという想いも出てきたり。
正解とかはもちろんないし自分自身どっちかの考え方に偏ることはないけど、考え方の視野を広げるきっかけになった気がします。

今後また第4回の「幽響の森」写真展も開催する方向で進めているとのことで、また出展できるように写真撮っていきます。

最後に今回の写真展に来てくださった方や一緒に展示した方ありがとうございました!
本当に貴重な経験になりました…

noteにも写真関連の話をメインにこれからも記事を書いていこうと思うので、興味を持ってくれた方は是非いいねやフォローお願いします😊

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