とある雨の日
撮りたい!
仕事中、衝動的に思った。
そう思った日はどんなに疲れていても、どんな天気でも、帰宅後すぐにカメラを持って外へ出かける。
カメラを持って出かけるパターンは3種類ある。
「写真が撮りたい」
「カメラを使いたい」
「カメラを持って出かけたい」
殆どのパターンは下2つだが、こういう時の写真はあまり良かったためしがない。
そして撮りたい衝動に駆られて撮る時は、不思議な事に家から徒歩圏内である場合が多い。
大好きな写真家の言葉にこんな言葉がある。
「神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。なにも、地球の裏側まで行く必要はないんだ。」
自分はその偉大な写真家には遠く、遠く及ばないので全く同じように解釈することはできない。
現に、今も神秘の写真を求めて新しい土地を踏んでいる。
しかし、カメラを置いてベンチに座り込んでnoteを書いている。
今日はきっとカメラを持ち歩きたかっただけなのだ。
神秘的なことが起こるかどうかは、自分の心境次第であると思う。
叶うことなら、毎日いつでもどこでも写真が撮りたいと思うような豊かな心でありたいと思う。
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