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再び梨畑。

週末のお客さんを終え、今日から、また梨畑です。今までお世話になったところとは別の農園です。

梨は、とても手間のかかる果実。そして機械化がこれだけ進む中で、すべてが手作業。まぁ、基本、農業は手作業なのですが・・でも、果実は本当に手がかかりますね。これだけ大事に過保護に袋入り娘に育てられても、嫁入り前に、自然災害や、虫や鳥にやられることも・・。そして、手間がかかる作業のために、なかなか後継者がいない。今日お手伝いに行った梨農園の周りには、元、梨農園だった・・という跡地が多数。木はすでに伐り倒されたり、そのまま残ってるものなど、無残な姿になっていました。梨農園以外にもいろいろ農作物があったのでしょうけど、放棄地がたくさんありました。

今のコロナ禍に、いかに日本の生産性が低いのか考えさせられました。またこれから先、こういった鎖国状態になった場合に、国内ですべてが回るようになるといいのに・・と思った人も多かったのでは??農家は高齢化が進み、後継者もいない。本当に、食糧生産自給率がこれから先、どんどん低下するかと思うと、ある意味怖い気もしました。

大山町には、若い移住者も多く。農業の担い手として、定住した人たちも多くいるようです。そうやって、うまくバトンタッチされていくといいですよね・・。

ん?私??農家ですか??? いえいえ、私はあくまでも消費者。玄関前の鉢植えですら、あっという間に枯らすのに・・・。消費者もいないといけないんで、しっかりスーパーで野菜や果物を買いたいと思います。

農業はコロナと無縁かもしれないけど、やはり贅沢品の高級フルーツが売れなければ、比較的、進物などに使われる梨(もちろんそれ以外のフルーツも)も売れにくくなる可能性が。コロナだからと言って、梨の成長はストップしない。どんな世の中でも作り続けないといけない。ぜひ、梨を買って食べてほしい。ちょっと贅沢品かもしれないけど、ぜひぜひ食べてほしい。どれだけの愛情を注がれてつくられてるか考え、じっくり味わってほしいですね。

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