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7つのコーチングスキル【後編】

こんにちは!
DAISEIです!


今回は、「7つのコーチングスキル」
前編に引き続き、【後編】をご紹介します❗️

代表的な7つのコーチングスキル

聞く
ペーシング
質問
アクノレッジメント
フィードバック
提案
要望

聞く


【 「承認(アクノレッジメント)のスキル 】

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「承認」とは

”相手のことを認める”という意味

クライアントの認知を促進する技術として、
コーチングの中で重要な柱になる。


人は、自分の行動から
自身の成長や変化を実感していくもの。

そのため、クライアントに現れる
日々の違いや変化・成長・成果を
コーチがいち早く気づき、伝えることで

クライアントには達成感をえると同時に、
また次に行動を起こしていく原動力へと繋がります!

クライアントを承認するコーチの3つの視点

①存在承認:相手の存在に気づいていることを伝える

あいさつや、相手の状態を具体的事実として伝える。


②成長承認:成長点を的確に伝える

相手の変化や成長に関わる事実を伝える。


③成果承認:成果を伝える

これは「褒める」こととも言える。
さらにクライアント自身が成功体験を言語化することで
モチベーションが上がるため、
それを引き出すこと自体、承認になる。



【 「フィードバック」のスキル 】

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「フィードバック」とは、

目指す目標に対して、
クライアントがどのような状態にあるかを第三者の視点で伝えること。

第三者の視点を通して自分を知ることは、
的確な現状把握と、行動変容を起こす上でも大きな原動力となる。


2つの視点によるフィードバック

①クライアントの状態を客観的事実として伝えるフィードバック

例:「すごく無理をしているように見えます」


②クライアントの言動から
コーチが感じる主観的事実を伝えるフィードバック

例:「現状に不満を持っているように感じられます」


フィードバックする際の注意点

①クライアント自身が第三者の視点を必要としている

クライアント自身が
そもそもフィードバックを求めていない場合、
「批判されている」と受け取ってしまう危険性が生じる。

その人が今、
他者の意見を必要としていることを見極めることが大切


②行動変容が可能であること

修正が困難なものはフィードバックの対象にはならない。
癖や体の特徴、漠然とした雰囲気など。


③忠告や命令にならないこと

フィードバックを受け入れるかどうかは
受け手の選択になる。

強要はできない。


④適切なタイミングであること

時間が経ってからではなく、
速い段階でフィードバックを行う。


⑤伝わっているかどうかを確認すること

フィードバックの内容を、
クライアントが正しく理解しているかどうかを確かめることが大事。


⑥時制に注意

過去のある特定の時点で感じたのか、
今感じているのか、

時制を明らかにする。


【 「提案」のスキル 】

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コーチングにおける提案は

相手に新しい視点を提供し、
ゴールに向けて飛躍的に行動することを
サポートするためのもの。

「指示・命令」と違うのは

「行動の選択権は受け手にある」
という視点に立ったものであること。


提案のポイント

①Yes/Noの選択権は受け手にある

「やるか、やらないか」
その判断を相手に委ねることで、
自発性や自己責任意識を高め、モチベーションを高める。

②許可をとってから提案する

「提案してもいいですか?」
先にそうクライアントに許可を得ることで、
命令やお節介とは異なるものにする。

③提案は一回に1つ

人は一回に複数のことを意識できないものです。
一回に一つ。
ステップをつくることで、
クライアントの成長を確実に促進させていきます。

④提案の内容を明確にしてから提案する

提案する内容は、
相手が行動しやすいように具体的に伝える。

⑤正論ではなく、ストーリーを伝える。

「こうすればうまくいく。」
という正論でのアプローチは、
人によっては素直に受け入れられない場合がある。

提案がうまくいった事例を
具体的にストーリーで伝える
ことがポイント。


【 「要望(リクエスト)」のスキル 】

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人は無意識にも、
自分の行動や思考に「枠」をつくっている。

だからコーチが「要望」することで
相手の可能性を引き出し、

その「枠」を超えるきっかけをつくり出す。


効果的な要望のポイント

①ストレートに短く伝える

人ははっきりと何を望まれているか知りたい。
長い前置きや遠回りな表現は不快感を抱かせてしまう。

②相手に対する期待を込めて伝える

要望は相手へのアクノレッジメントにもなる。
命令口調や媚びる言い方は相手への敬意を失っている。

③必要があれば、何度でも繰り返す

人は、一度の要望だけではなかなか変えることが難しい。
繰り返し伝えることで、
コーチが望むことの深さ・強さが伝わる。



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