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Eyes of Dicy#26 Illusion of validity

KiaOra Whanau

投稿が遅くなった。

先週九州電力ボルテックスさんと試合があり、てんやわんやしてた。

コーチたちとプレーの基準を決め、選手のプレーをずうずうしくも評価・・・これが僕の仕事・・・

評価したものをレポートにする。

そのレポートを見て選手たちが、より成長できるように、練習がしたくなるようにと思いを込めて、様々な心理的、認知的小細工を施す。

まあまあ、そんなことはさておき、

今日は最近学んだ、妥当性の錯覚について、、、、

ノートにメモしておこう。


妥当性の錯覚とは・・・

実際にはそれほど当てにならない自分の予測に対して、過度の自信を持つこと


例えば、

あなたは中学校のラグビー部でコーチをしています。春になり、新入生がやってくる季節になりました。先日の体験会では、数十人元気な子が来てくれ、その子達の9割がラグビー部に所属することを決めました。

この時に・・・

今年の新人は元気な子が多いから、3年生になった時には、良いチームになって、良い結果が出るだろう・・・と笑顔で予測したとします。

そして、3年後・・・・・

3年生最後大会、見事強豪チームを破り、ベスト4の快挙を成し遂げました。


一方で、その下の学年は、

元気がない子たちが集まりました。

その結果、一回戦負け・・・・

ラグビー以外の他のスポーツ、会社の研修会でもありそうなありがちな話ですが、一度、このように予測が的中すると、

元気な子たち-良い結果が出る

元気がない子たち-良い結果が出ない

どうなるかわかない将来、結果に対して、過剰に自信を持ってしまう。


こんな錯覚だと僕は理解してる。


もちろん、誰もがこの錯覚に陥るし、多いにこの錯覚に陥ってもらって結構なんだけど、、、、


忘れないようにしたいことがある・・・


どんな子が来てもしっかり、結果を出すのが良いコーチだということ。


結果が出ない理由は、良い選手が来ていないからだ・・・と思ってはいけない。というのも、人間の性能の中にある妥当性の錯覚がある以上、たまたま起きた出来事と出来事の繋がりに自動的に固執し、過剰な自信を持ってしまう。

それを避けるには、まず様々な錯覚の存在に気づくこと。そして、視野を広げ、視座をため続ける必要がある。


さあ、また本を読もう。

一日2時間の読書を目標に・・・

現在1時間・・・


頑張ろう!!


エナジーーー!!




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