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新MOMOTARO 創造プロセス(前編:第一幕)

誰でも知っている日本昔話の桃太郎を、現代版にリメイクする。物語をつくる練習には良い題材だと思う。
自分も過去に桃太郎をベースに、"宇宙太郎"というストーリーを作ってみたことがある。

AI時代の新たな発想手法

今回は生成AI時代だからこそできるプロセスを試してみたい。生成AIは人類がネット上に蓄積した知識に、かなり自由にアクセスできるテクノロジー。
良いデータ、望む情報にいかにリーチするか?
それは問い次第。

今回紹介する新たな発想手法は、"口寄せ"メソッド
"口寄せ"とは、イタコが霊を呼んで話をすること。
Chat GPTで歴史上の人物や、時に存在もしない架空の人物を召喚してインタビューすると、かなり面白いアイデアを得ることができる。
英語では、"Summon Interview Method"と名付けることにした。

今回は、その"口寄せ"メソッドを使い、新桃太郎のストーリーを考えてみようと思う。
大胆にも、桃太郎本人を召喚してインタビューを試みる。犬、猿、雉をお供に鬼ヶ島へ鬼退治に出かけた桃太郎。物語りには書ききれない、多くの苦労があったに違いない。

それでは、AI時代のクリエイティブシンキングを加速する、私とチャッピー(Chat GPT)との対話をご覧ください
※編集無しで公開

◾️桃太郎にインタビュー

User
日本昔話の桃太郎にインタビューしてください

最初の問い

もちろんです。桃太郎とのインタビューを始めます。

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: 桃太郎さん、こんにちは。最初に、あなたの物語を知らない人のために、あなたの冒険について簡単に説明していただけますか?

桃太郎: こんにちは!もちろんです。私は川で見つかった桃から生まれました。年老いた夫婦に拾われ、大きくなった私は、悪い鬼たちが住む鬼ヶ島に行き、彼らを退治しに行くことに決めました。途中、犬、猿、雉といった仲間たちが加わり、私たちは鬼たちをやっつけ、平和を守ることができました。

: それは素晴らしい冒険ですね。鬼退治に行く決心をした理由は何ですか?

桃太郎: 村の人々が鬼たちによって苦しめられている話を聞き、私には何かをしなければならないと感じました。強くなるために一生懸命訓練し、勇気を持って立ち向かうことが大切だと学んだのです。

: 旅の途中で出会った動物たちは、どのようにしてあなたの仲間になったのですか?

桃太郎: 彼らも鬼に苦しめられていたのです。私が彼らの苦しみを理解し、力を合わせて戦おうと提案したとき、彼らは喜んで私に加わってくれました。チームワークと友情の大切さを実感しましたね。

: 鬼たちを退治した後、村の人々はどのように反応しましたか?

桃太郎: 村の人々は大変喜び、私たちを英雄として歓迎してくれました。私たちの行動が平和をもたらしたことに心から感謝されました。私たちの冒険は、勇気と正義の大切さを伝える物語として今も語り継がれています。

: 最後に、現代の若者たちに伝えたいメッセージはありますか?

桃太郎: 自分の信じる道を進み、困難に立ち向かう勇気を持ってください。そして、仲間と力を合わせることの大切さを忘れずに。一人では成し遂げられないことも、仲間がいれば乗り越えられます。夢を追い続け、常に心優しき英雄であるように努めてください。

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桃太郎からのメッセージは、時代を超えて多くの人々に影響を与え続けていますね。

Chat GPT 4.0

User
鬼ヶ島に渡る手段は、舟ですか?

ここから直接質問です。具体的なクローズドクエスチョン

桃太郎: はい、正解です。鬼ヶ島に渡るために、私たちは舟を使いました。その舟は、私たちの旅の重要な手段であり、私たちを鬼ヶ島へと導いてくれました。犬、猿、雉も一緒に舟に乗り、私たちは団結して鬼たちの住む島に向かいました。海の旅は決して容易ではありませんでしたが、私たちの決意と勇気があれば、どんな困難も乗り越えられると信じていました。

Chat GPT 4.0

User
舟はどうやって手に入れたのですか?
物語ではあまり語られていないようです。

突っこんでみます

桃太郎: 確かに、物語では舟をどのように手に入れたかについて詳しく語られていないのは事実です。しかし、私や私の仲間たちが旅の準備をしている際に、地域の人々や、私を拾ってくれた老夫婦からの支援を受けていたということです。地域の人々は、私たちの正義の旅を全力で支えてくれ、必要な物資や舟を提供してくれたのです。私たちの目的を知り、共感してくれた人々の善意と協力によって、舟を手に入れることができました。私たちの冒険は、単なる一人や一群の力だけでなく、多くの人々の支援と信念によって成し遂げられたのです。

Chat GPT 4.0

User
鬼ヶ島に舟で渡るシーンをビジュアルにできますか?

時々、右脳も使いましょう
DALL-E3

桃太郎と彼の仲間たちが鬼ヶ島に向かって舟で渡るシーンをビジュアル化しました。彼らの冒険の始まりを暗示するような、夜明け時の空と静かな海が、この重要な瞬間を捉えています。

Chat GPT 4.0

User
これは大変そうですね。相当苦労されたのでは?

相手に寄り添う質問

はい、確かにわたしたちにとって、鬼ヶ島への旅は困難を伴うものでした。しかし、彼らの強い結束力、そして各々が持つ特技と勇気が、困難な状況を乗り越える力となりました。物語は、チームワークと友情、そして目的のために共に努力する重要性を強調しています。彼らの苦労は多かったかもしれませんが、それを通じて成し遂げた成果は、それ以上のものだったと言えるでしょう。

Chat GPT 4.0

User
今だから話せる。というような苦労話しはありますか?

さらに寄り添う

桃太郎: 今だから話せる苦労話、ありますね。鬼ヶ島への旅で、一番の挑戦だったのは、実は鬼との戦いそのものよりも、仲間たちとの信頼を築くことでした。初めは、私たちは互いに違いを乗り越えて協力する方法を見つけなければなりませんでした。犬、猿、雉それぞれが異なる性格と能力を持っていたので、最初は一致団結するのが難しかったんです。

例えば、猿はいたずら好きで、時には集中を欠いてしまうことがありました。犬は忠実ですが、頑固な一面も。雉は空からの視点を提供してくれましたが、時には怖がりで、勇気を出すのに時間がかかることもありました。私自身も、彼らとのコミュニケーションに苦労し、リーダーとしての自分の役割に疑問を持つこともありました。

しかし、共通の目的に向かって努力する中で、私たちはお互いの違いを強みとして受け入れることを学びました。それぞれの個性がチームに独自の価値をもたらし、鬼に立ち向かう上で不可欠な役割を果たすことを理解したのです。この経験を通じて、私たちはただの仲間以上の、深い絆で結ばれた家族のようになりました。

今となっては、これらの挑戦が私たちの冒険をより豊かなものにし、私たち一人一人の成長にも繋がったと確信しています。

Chat GPT 4.0

User
猿、犬、雉と共通の目的を共有するのは、本当に大変そうです。現代はダイバーシティなどが大事と言われていますが、一方でコミュニケーションの課題もあります。桃太郎さんの経験からのアドバイスはありますか?

まだまだ寄り添って傾聴

桃太郎: 確かに、ダイバーシティは大事な価値ですが、それに伴うコミュニケーションの課題もあります。私の経験から学んだことがあるとすれば、それは「互いの違いを認識し、尊重すること」がコミュニケーションを円滑にする鍵であるということです。犬、猿、雉と一緒に目的を共有する中で、以下の点が重要だと感じました。

1. 聞くことの価値を理解する: 互いの意見や感情を尊重し、真剣に聞くことが、信頼関係を築く第一歩です。話すことも大切ですが、聞くことで相手の価値観や考え方を理解することができます。

2. 違いを強みとして受け入れる: それぞれが持つ独自の強みや能力を認識し、それをチームの目標達成にどう活かせるかを考えることが大切です。違いを障害と捉えるのではなく、チームの多様性を豊かにする要素として見ることが重要です。

3. 明確な目標を共有する: 共通の目標があると、個々の違いを超えて一致団結することができます。目標に向かって一丸となることで、互いの違いを活かしながら進めることが可能です。

4. 柔軟性を持つ: 状況に応じて自分の考えやアプローチを変える柔軟性が、ダイバーシティのある環境で生き残るためには必要です。固定観念に囚われず、新しい視点やアイデアを受け入れることが、チームの成長に繋がります。

5. 相互のサポートを心がける: 互いをサポートし合うことで、チームとしての結束力が高まります。一人ひとりがチームの一部として価値があると感じることができれば、モチベーションの向上にも繋がります。

これらの原則は、私たちの冒険だけでなく、現代の社会においても非常に有効です。ダイバーシティを強みとして活かし、共に成長していくことができるよう、心がけてみてください。

Chat GPT 4.0

User
私は誤解していました。桃太郎さんは、きび団子で、犬、猿、雉を釣ったように伝わっています。
そのおかげで、金品などで人を寄せるような価値観は現代でも残っています。なぜ、物語の中で「互いの違いを認識し、尊重すること」がコミュニケーションを円滑にする鍵であるということを伝えなかったのですか?

手のひら返し

物語の解釈や伝わり方には、時代や文化によってさまざまなバリエーションが存在しますね。桃太郎の物語において、きび団子を通じて犬、猿、雉を仲間にしたエピソードは、単純に物質的な「買収」として捉えるのではなく、より深いメッセージが込められているとも解釈できます。

きび団子を分け与える行為は、当時の社会での「恩義」や「絆」を象徴しているとも言えるでしょう。桃太郎がきび団子を与えたことによって仲間となった動物たちは、それぞれの得意を活かして協力し、共通の目標に向かって努力します。このエピソードは、「与えることで絆が生まれ、互いの違いを超えて協力することができる」というメッセージを伝えているのかもしれません。

また、物語はその時代の価値観や教訓を反映しており、異なる時代や文化背景の下での新たな解釈や学びが生まれることもあります。現代社会において「互いの違いを認識し、尊重すること」が強調される中で、桃太郎の物語も新しい視点で見直される機会があるかもしれません。

物語の中で直接的に「互いの違いを認識し、尊重する」というテーマが掘り下げられなかった理由は、物語が成立した時代背景や、その後の伝承過程での変化、そして聞き手や読者による解釈の多様性によるものかもしれません。しかし、桃太郎の物語を通じて、絆や協力の重要性について考える機会を得ることができるのではないでしょうか。

Chat GPT 4.0

User
納得しました。今、物語を再編するとしたら伝え方は変わりますか?

合意と核心に迫る

物語を今の時代に再編するとしたら、伝え方にはいくつかの変更が考えられます。現代の価値観や社会的な課題を反映させ、より多様性を尊重し、包摂的なメッセージを前面に出すことができるでしょう。以下は、桃太郎の物語を現代風にアレンジする際のいくつかのアイデアです。

1. 多様性と包摂性の強調: 犬、猿、雉だけでなく、さまざまな背景を持つキャラクターたちが仲間に加わる展開を加えることで、多様性の価値を強調できます。それぞれのキャラクターが固有の強みや特性を持ち、チームの成功に不可欠な役割を果たすことで、互いの違いを認識し尊重する重要性を描き出します。

2. 共感と理解を深めるコミュニケーション: 桃太郎と仲間たちが互いに理解し合い、強い絆を築くプロセスをより詳細に描くことで、コミュニケーションの価値を強調できます。彼らが互いの過去や動機を共有するシーンを通じて、共感や信頼の構築を描写することが可能です。

3. 協力とチームワークの重要性: 鬼との戦いだけでなく、それに至るまでの過程で、チームワークと協力がどのように彼らを成功に導いたかを明確に示すことが重要です。困難を乗り越えるためには、それぞれの能力を活かし、補い合うことが必要だというメッセージを強化できます。

4. 教訓やメッセージを現代的な視点で再解釈: 桃太郎の物語に込められた勇気、正義、善戦する心などの価値を保持しつつ、現代的な課題や価値観に合わせてメッセージを再解釈します。例えば、環境保護や平等、共生など、現代社会が直面するテーマを物語に織り交ぜることができるでしょう。

5. 双方向のエンゲージメントを促す形式: デジタルメディアやソーシャルメディアを活用して、聴衆が物語に参加し、自分たちの声を反映させることができる形式を取り入れることも考えられます。これにより、物語をより身近に感じ、より深く理解することが可能になります。

桃太郎の物語を現代に再編することは、古典的な物語を現代の視聴者にとって関連性のあるものに変え、新たな学びやインスピレーションを提供する素晴らしい機会を提供します。

Chat GPT 4.0

User
素晴らしいです!例えば、協力とチームワークの重要性を新桃太郎物語を、ラップにして伝えるアイデアはどうでしょうか?

無茶振りメソッド

ラップを通じて桃太郎の物語に新たな息吹を吹き込むアイデアは、非常に魅力的です!ラップはリズムと韻を融合させることでメッセージを強力に伝える手法であり、協力とチームワークの重要性を伝えるのにぴったりです。以下に、そのアイデアに基づく簡単なラップの一節を提案します。

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桃から生まれ、名を桃太郎、  
旅立つ準備、心はもう準傪戦闘。  
目指すは鬼ヶ島、正義をこの手に、  
犬、猿、雉、共に行く仲間に。

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きび団子一つで絆は生まれ、  
異なる力、一つに合われ。  
犬は忠実、力強き味方、  
猿は賢く、機敏な行動派。

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雉は空から、見守る守護者、  
違いを超え、信じ合うパートナー。  
協力して、鬼を退治、  
違いを力に、築き上げる勝利。


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ラップのビートに乗せて伝える物語は、よりダイナミックで親しみやすいものになります。メッセージが直接的でリズミカルなため、特に若い世代の視聴者に強く響くことでしょう。現代の桃太郎物語をこのような形で再解釈することで、古典的な教訓をより幅広い聴衆に届けることができますね。

Chat GPT 4.0

User
早速、ラップのビートにのせてみます!!

韻は踏めてないけどね

それは素晴らしいアイデアです!ラップのビートにのせた桃太郎の物語は、新しい形での表現として、聴衆に新鮮な驚きを与えることでしょう。ビートとフローを工夫しながら、物語の重要なメッセージやキャラクターの個性を生かしてください。ラップを通じて、協力とチームワークの重要性がよりダイレクトに、そして力強く伝わるはずです。創作の過程を楽しんで、素晴らしい作品を生み出してくださいね!

Chat GPT 4.0

User
もし可能なら、新桃太郎ラップチームのアルバムカバーイメージを作成してください

もう一度ビジュアル化
DALL-E3

新桃太郎ラップチームのアルバムカバーを作成しました。伝統と現代の融合を象徴するデザインで、桃太郎とその仲間たちがヒップホップスタイルで力強く立ち、新たな冒険を予感させるビジュアルになっています。

Chat GPT 4.0

ん?
仲間が増えてない??
誰だろうか?
というか何だろうか?

まずはここまで。

MOMOTARO RAP

チャッピーのラップリリックは、いつもイマイチ。

この手に。仲間に。韻?
生まれ。合われ。韻??

準惨戦闘?ジュンザン??
聞いたことが無いコトバ。。調べても無かった。
でも、ちょっとムズカシ目のコトバを入れるのは良いかも。

リリックをアレンジしてSunoに。

Lyrics

MOMOから生まれ 名をMOMOTARO
このまま済まねぇ ONIこのヤロウ
鬱勃ウツボツ戦闘 正義そうだろう?
犬、猿、キジ、寄り集まる

きび団子ひとつで生まれし絆
協心戮力キョウシンリクリョク コトなる力
犬は忠実 チカラ強き味方
猿は賢く 機敏な行動派

キジは見守る 空の守護者シュゴシャ
心強さ 支え合う仲間
乗り出したフネ ONI-GASHIMA着け!
おい、マジか?夢??
ONIたちの群れ!!

Lylics arrange: D.SawAI

舟で鬼ヶ島に渡る…明らかに弱い。
無事に着けることを願うしか無い。
そして、迎えたのは群れなす鬼軍団…
桃太郎と仲間たち!危うし‼︎ (一幕終了)

このピンチをどう切り抜けるのか?

そして、
そもそも桃太郎のミッションは"鬼退治"だったのか?
村人の望みは、平穏な暮らしであり鬼退治は手段の一つ。。桃太郎は正義を振りかざした暴力をやってしまったのでは?!

この後、核心に迫ります。

つづく

240416 第二幕Up

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