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#038 『課題解決型』とは一体何なのか
さて、先週は業務中にマネジメントに関する勉強会がありました。そこでの議題が興味深かったので備忘録としてまとめます。
まず、各チームで現状どういった課題意識をもっていて、どうあるべきかを話し合いました。そこで、共通してでてきたのが『課題解決型になっていない!』ということでした。ここで出る疑問が
そもそも課題解決型って何?
言葉の定義についてです。まずはこれを話し合ったところ、大方以下のような観点でした。
『課題解決型』=『相手(顧客)に課題があった上で、それをしっかりと把握し、その課題に適した解決策を提示する型』。つまり、分解して整理すると下記の式で表せそうです。
[課題解決型]
=[①課題の把握・分析]+[②仮説の形成・予測]+[③解決の提案]
例えば営業マンにおいて考えると、上記の①~③の要素を網羅しているのが課題解決型の営業である!そしてそれが理想の営業の形である!ということです。
ちなみに、よくあるのが③だけの状態の営業。言うなれば一方的な物売り営業の状態です。この状態だと、いくらセールストークの練習をしたとしても課題解決型にはなれないということです。
じゃぁどうやって①②③を両立させるか?身近な例は?
①②に関しては『医者』をイメージすると理解が進みました。例えば、上記を医者におきかえると③の場合はこんなトークになります。
「新薬で●●というのがでたんすよ!めっちゃいい感じなんで絶対使った方がいいです!!処方してもいいっすか!?」
なるほど、想像するだけで恐ろしいですね。100%客離れします。というより訴えられます。で、①②③を両立させるとはどんなトークになるか?
「今の状況はどんな状況ですか??(課題把握)うーん、大変ですね。。ただ、察するにこういう要因が考えられるので、きっと今後こうなると思いますよ。(仮説予測)今日は、とりあえずこの薬を処方しますね。(解決提案)」
と、割と普通です。そして実は①~③までを一貫しており課題解決型だったりするわけです。まさにモデルにするべき身近な事例です。
じゃぁこれが理解できたところで、自分の業務でこれを応用して出来るか?というと恐らくほとんどの人はできません。理解するのと出来るのとでは雲泥の差があります。ただイメージできることで試行錯誤は出来そうです。
また、一方で、教える側において、いいからやれ!と指示を出すのと、このような身近な例を元に、やってみろと!と指示を出するのもまた、雲泥な差があると気づくわけです。
課題解決型とは何か?と問われた時、コレだ!とシンプルに伝えることはできません。ただ、ニュアンスを伝えることは出来そうです。ポイントは身近な事例(医者)で想起させる(する)ことなんだろうなと思います。
ここまでご覧頂き誠にありがとうございます!今後も誰かのためになるような小ネタや気づきを発信し続けたいと思いますので、スキでもコメントでもフォローでもリアクション頂けると死ぬほど嬉しいです🙇♂️🙇♂️