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#104 語学ができない帯同者が陥ること

さて、先週に引き続き、備忘録としてnoteを記載します٩( ᐛ )و

英語がしゃべれないワタシが海外駐在夫になってはや1週間。

カナダのモントリオールという街で過ごしてみて分かってきたコトがあります。

それは、語学ができないと、待っているのは、お先真っ暗な未来です。

これはどういうことか、徒然なるままに書いていきます。


モントリオールに住んでみて感じたコト

まず、海外に住んで1週間になりますが、なんとなく、街の雰囲気・生活の様式がわかってきました。

住み始めたモントリオールという街の特徴なのか、賃貸した部屋もおしゃれで

オーブンやトースターなどもなんか海外ドラマでみるそれっぽいもので

雰囲気が統一されていてテンションが上がります。

また一番驚いたのが、各部屋に絵画などのアート作品が複数飾られているのです!

これには驚いた。

モントリオールは「北米のヨーロッパ」とも言われているようで街並みがとても美しいのですが

こんな日本人の家族が入れる一賃貸でも、その美意識を忘れずに作られているとは。。

また、周りに住む人もさすが、「人種の坩堝(るつぼ)」と言われる国だけあって多様でありどんな人にも寛容です。

英語がしゃべれず、赤ちゃん言葉みたいなワタシにも優しく対応してくれます。

心配していた「メシがマズいんじゃないか…問題」も杞憂に終わりました。

と、住みやすさでは世界的にみてもかなり良い環境なのではないかと思います。

ただ、一方で個人的に生きづらさを感じる点もあります。


モントリオールで暮らして分かった難しさ

ただ、モントリオールという街が難しいことはあります。

結論から言うと、公用語がフランス語という点です。

つまりワタシにとっては語学が超ボトルネックなわけです。

この事実は事前に分かっていたものの、調べている中で

「フランス語と英語の併記でどちらでもOK!」

と記載された情報誌やウェブサイトが多いので

「まぁ、カタコトの英語が通じるなら大丈夫でしょ!」

と、あまり深刻に受け止めず、対して気にしていませんでした。

事実、こちらの人はフランス語も英語も堪能で優しく対応してくれます。

ただ、しかし!!

全ての説明、全ての会話の第一声が、フランス語であるということ。

これが体感してみると結構しんどめです。

全く理解できない内容が、どんな場面でも必ず出てくるのはストレスです。

文章の解読であれば、現代のほんやくコンニャクである「Google翻訳」を使えばなんとかなります。

ただ、不意に電話がきたり、訪問営業されたりすると、お手上げ状態です。

そんな時はたいてい

「Oh!? …uuuh?? 」

と、驚いたフリをして時間を稼ぎつつ、状況を整理して下手な英語で押し問答をする

そして、妻を探して、妻にヘルプのバトンパスを出すかしかありません。

(ちなみに、妻は英語もフランス語もいけるスーパーウーマン)

こんな感じで、語学ができないことによる日常のストレスが一番のネックなわけです。


語学ができないことにより陥ること

先に挙げた通り、海外で生活するにあたり、一番のストレスは1にも2にも語学です。

どんな国にいったとしても、大きくは下記の2パターンでそれぞれの語学のハードルがあります。

  1. 英語圏の場合
    英語圏であれば、英語がネイティブにしかわからない高速英語で、英語初心者は実質に相手にされないと聞きます。

  2. 非英語圏の場合
    逆に非英語圏であれば、現地語+英語が必要という状況になりモントリオールと同様のことが起きると思います。

どちらの場合であっても、ある程度

「分かる!しゃべれる!」の状態にできないとストレスフルな環境になる

ことは間違いありません。

では、このストレスフルな環境で日々すごしていくとどうなるのか。

これは誰でも想像がつく結論で

『体調を崩します。』

事実、ワタシもカゼを引いたわけでもないのに1週間で体調を崩しました。

自律神経失調症の一種で生活のストレスに起因するものです。

幸い、軽度なもので常備薬を持参したので薬の力で2日で立ち直りました。

ただ、ストレスの根本は解消されておらず、状況が続けば重度になるリスクがあります。

特に、冬など日中の陽が昇っている時間が短い季節は、塞ぎ込みやすいため

うつ病(冬季うつ)になりやすいと言われています。

そうなると、いよいよ何もできなくなり、頼れるのはパートナーだけ

という図式になり、自分だけでは何もできず

自己効力感も爆下がりする

という未来が想定できます。

その結果、依存関係が強まり

憤りのないモヤモヤと格闘しながらも、自信を喪失して社会適応者になる

という最悪の結末が待ち構えています。

この構図は、どの国であっても、語学に自信がない帯同者であればワタシと同様にリスクがあります。

では、最後にこれにどのように対峙していくべきか。



語学ができない人が生き残るために

これは、とにもかくにも

「できないなら気合いでできるようになれ!」

です。

そうです気合い論です。

帯同者にとって、語学ができるかどうかは、生きるか死ぬかくらいのものです。

海外にきた理由がどうあれ、言い訳はできないのです。

ワタシは今まで、英語ができないと逃げ続けてきましたが

ここにきて背水の陣に追い込まれました。

では、具体的にどんな手段があるのか。

語学強者の妻にも相談した結果、基本的な戦い方は下記の3つかと思います。

帯同者が生き残るための生存戦術

  1. 現地の語学学校に通う
    →パートナーの会社負担にできる人向け

  2. 現地のバーやイベントで絡みまくる
    →アウトドア派・コミュ力が高い人向け

  3. 現地のフリースクールに通う
    →1と2が難しい人向け

※プラスの補助教材としてオンライン英会話ツール(NativeCampやスピークバディ等)を併用するのも効果的。

ポイントは現地での人とのコミュニケーションを持つという点です。

これによって、ボディーランゲージなどの非言語コミュニケーションも含めて学べ、空気感も理解できます。

また、リアルで会うコトで、一緒にランチにいくなどのコミュニケーションに発展させやすく、実践の学びができます。

そして何よりも、人と接している方が、塞ぎ込みにくく、心身障害の予防にもなります。

ただ、ここで、一点注意点ですが、戦術1の語学学校に通うと言うコトは

入国時のパーミションによっては就学ができず使えない場合があります。

ワタシは、モントリオールにきてからその事実を知り、絶望しました。

一方で、戦術3は、探してみると意外とあります。

ただ、ネット検索だけだとわからないことが多いので

現地にいる知り合いに連絡をとって聞いてみるのが手っ取り早いです。

知人がいないのであれば日本人コミュニティを探して情報を取りに行くのがオススメ。

最後に

こんなことをつらつら書いていますが

だいぶ、追い詰められている状況なのでなんとか状況を打開したいと思います。

ストレスな環境であるのは見方を変えれば成長環境なので、頑張り時かなと思っています!!

右も左も分からなかった社会人1年目の時を思い出して、1日1日を学び駆け抜けていこうと思います。


ここまで、ご精読いただきありがとうございました m( _ _ )m

ここまでご覧頂き誠にありがとうございます!今後も誰かのためになるような小ネタや気づきを発信し続けたいと思いますので、スキでもコメントでもフォローでもリアクション頂けると死ぬほど嬉しいです🙇‍♂️🙇‍♂️