願うこと

コーチングを受けているのですが、

その際、自分と対話して整理できたことを書きます。


僕は、一人でも多くの人が、自らの人生を主体的、能動的に生きてほしいを強く願っている人間です。

自分に矢印を向けて、自分にできることは何かを考えて、行動してほしい。

 そう願います。



「1%でも悪かったら謝りなさい。100%相手が悪くても怒ってはいけない。」

誰の言葉だったか全然覚えてないけど、言葉自体は鮮明に記憶している。


聞いた時に、僕はそんな大人になりたいと思った。

24歳くらいだっただろうか。


そして、やってみることにした。

100%相手が悪くても、相手を攻撃(相手の落ち度を指摘したり、第三者に該当者の非を伝えたりすることを)しないって以外とエネルギーが必要だった。


僕の特技は、その時に思った"なりたい姿"に対して、素直にすぐに行動できることだと自負している。

この時も、同様。とにかく、形から入った。

直接の攻撃もしないし、第三者にも言わないようにした。ゴクリと言葉を、飲み込んでいった。きっと、無意識に何度も言ってしまっていたのだろうけど・・・。



それから、8年くらい経った今。


僕が自信を持って言えることは、他者や環境のせいにしなくなったこと。

それが自分の誇りであり、自分の心を楽にしてくれている。


人や環境のせいにするのは楽だ。その瞬間、自分を守れるから。

脳は、自分を守りたい(傷つけたくない)から、自分が1%しか悪くなくても、相手や環境の落ち度を探したがる。そして、自分は正常だ、正しいんだと落ち着かせる。


みんなそう。別に性根が悪いわけでも、人格が崩れているわけでもない。

そういう仕組みなだけ。


それを理解すると、変化しやすい。

相手や環境のせいにせず、自分に矢印を向ける。


「自分はどうしたらよかったんだろう?」

「次、同じようなことがあったら、どうするだろう?」

「できる方法は何かな?」



僕が、本当に、心底、願うこと。


一人でも多くの人間が、自分の人生に責任を持つこと。

自分に矢印を向けて、考え、行動すること。


総じて、主体的な思考、発言、行動をしている人のほうが素敵だと感じてきたから、そう願う。

僕の周りには本当に、素敵な人がたくさんいます!!



そのような人間が親となり、そして、子供を育ててほしい。

きっと、その子供も主体的になる。


その輪が広がってほしい。

その先を想像すると、僕はうれしくなる。


だから、僕は願います。

一人でも多くの人が、自らに矢印を向けることを。

一人でも多くの人が、主体的に思考し、行動していくことを。




10年前の記事はこちら。


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