見出し画像

2024年第6回G検定に合格した話

2024年第6回G検定JDLA Deep Learning for GENERAL 2024 #6)を受験した。当該分野を網羅的にざっと勉強し、ついでに試験も受けてしまおう、という理由である。

今回の試験から出題数が200問から160問に減っている。単純に計算すると1問当たり45秒。問題数が減って試験が楽になったのかはわからないが、合格率は前回並みだった。

G検定は社会人学生でも学割で受験できるので、受験料は5,500円だった。放送大学万歳。

結果

合格
数理統計分野が得点率0%と散々だったものの、他分野は得点率80~100%でなんとか合格できた。
時間のかかりそうな問題を後回しにしたところ、まったく時間が余らずきちんと解答できなかった、という言い訳。

ひどく偏った得点率

買ったテキスト

『ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格テキスト[明瞭解説+良質問題]』ヤン ジャクリン 上野勉 SBクリエイティブ

こちらはだいぶ前に買ったもので、最新版ではない。
もともと、当該分野の勉強をG検定用テキストでやってみるか、と考えて買ったもので受験に使うつもりで買ったわけではなかった。

某所での評判通り、公式テキストより詳しく記述してありそうな雰囲気は感じる。しかし、それが「わかりやすい」になっているかというと……。


『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』一般社団法人日本ディープラーニング協会監修EXAMPRESS

受験する回に合わせて最新シラバス準拠の本を購入。
初代、第2版ともに悪いレビューも見受けられるが、足りない部分があれば別のなにかで補えばいいかと判断し、評判は無視することにした。

読んでみると緑本よりむしろこちらのほうが試験用のテキストとして優れていると感じた。適度に情報を削っているため概要を理解するのに適している。選ぶならこちら。


『徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第3版』株式会社スキルアップNeXt 小縣信也 他7名 インプレス

最新シラバス準拠の問題集。
黒本でも緑本でも白本でもよかったが、問題演習を始める時点で一番新しい本だったので本書を購入した。
網羅されてるわけではないが、公式テキストより詳しく載っている。


勉強方法

9月に公式テキストを1周読み、10月から問題集を始めた。
問題集は1~10章が分野別の問題、11章がまとめ問題。前者を3周した後に後者を3周した。
1~10章の3周目には問題と答えのセットをかなり記憶してしまっていたので、過学習を防ぐために11章のまとめ問題に移行した。
11章のまとめ問題3周目は96%の正解率だった。

万全を期すならばシラバスを確認し、テキストに載っていないもの/載っていることに気がつかなかったものなどチェックすると◎。あんがい漏れているものがある。
しかし、合格ライン突破だけを目指すならば、問題集の解答解説程度までおさえておけば十分だと思う。

試験当日

使った機材はデスクトップPC、テキスト、問題集、耳栓。
妻子が気を使って出かけてくれたものの、外の音が気になるので耳栓をつけて完全防音状態で挑む。
長年使っていたマウスがチャタリング等でダメになっていたので新調して挑んだ。

問題集をやっていたおかげですぐに解答できた問題もあったものの、全体的にぱっと見で「なんだっけ?」と思った問題が多かった。時間は余らなかった。
体感では7割できていればいいかな、というデキだった。


買ったマウス

Razer DeathAdder V2 X HyperSpeed

いつまでもIE3.0が忘れられない悲しい生き物なので、エルゴノミクス+かぶせ持ちで価格が高くないマウス、という条件で選んだ。最近のゲーミングマウスは高すぎる。
以前使っていたROCCAT Kain 120 AIMOと寸法上は大差がないものの、使用感は差がある。やや大きくなり動かしにくくなった、と感じる。
DPI変更スイッチが誤爆しやすいところにあるので、マルチプレイゲームをプレイする人は対策が必要かも。
表面にラバーがないので表面の耐久性は高そう。スイッチ、ホイールの耐久性に期待。
クリック音はうるさくてプラスチック感あり。手触り含めて高級感は無し。
電池式の無線マウスのため、手のひらに電池がつくり出す重心を感じる。

今回マウスを買い替えて気づいたことが、職場で使っている(手に合わないくらい)小さいマウスに慣れてしまっている、ということ。
かぶせ持ちのマウスを卒業して、つぎはつかみ/つまみ持ちのマウスを買うことにしよう。


いいなと思ったら応援しよう!