- 運営しているクリエイター
#光文社新書
月刊こしら Vol.79 (2021年12月号) 「老後の為に貯金します。」
「老後の為に貯金します。」 文・立川こしら
私がまだ10代だった頃、将来の夢を聞かれた時の回答です。
「何をやりたいのか、何になりたいのか」という質問なのはわかってますが、こう回答すれば変わり者だなと相手に印象付けられました。
それ以上踏み込んで来る人は少ないので、くだらない質問を受け流す事ができました。
月刊こしら Vol.78 (2021年11月号) 「食う寝る処に住む処」
「食う寝る処に住む処」 文・立川こしら
毎日住処が変化するのが私のスタイルだ。
365日ホテルを利用しているからこそ、誰よりも住環境にこだわっているのかも知れない。
月刊こしら Vol.77 (2021年10月号) 「非日常のすすめ」
「非日常のすすめ」 文・立川こしら
私は非日常が大好きなのです。
日常とは安定している状態です。予定や予測の範囲内ならば新しい対応を求められない、これまでのルーティンで乗り切れる状態ではないでしょうか?
月刊こしら Vol.76 (2021年9月号) 「noと言える日本」
「noと言える日本」 文・立川こしら
中学生の頃に流行っていた本だ。
当時、どうしてこの本を買ったのか今では全く思い出せない。
そもそも、中学生と言えばアニメを見て、流行りの音楽を聞いていた頃だ。
SONYがWALKMANを売り出して、ハイポジとかメタルとか意味なく高いカセットテープを買ってCDからダビングしていた。
ミニコンポが流行っていた時期だ。
近所の書店に行って、わざわざこれを買った
月刊こしら Vol.75 (2021年8月号) 「それは守る事にならない」
「それは守る事にならない」 文・立川こしら
今回の新型コロナウィルスで様々な問題が浮き彫りになってきました。
その中でも特にダメージが大きかったのは「まあまあ」事例です。
今までは「まあまあ」と済んでいた事柄が、許されなくなってきたのです。
この手の問題の大半は、先送り案件です。今解決しなくても後でなんとかなるだろう。という意味の「まあまあ」だったのですが…。
日本の風土に合っていたのか、このま
月刊こしら Vol.74 (2021年7月号) 「復讐はこうして行われた」
「復讐はこうして行われた」 文・立川こしら
読書感想文という宿題が大嫌いだった。何をすればいいのかわからなかったからだ。本を読んで感想を書く。小学高低学年だっただろうか。夏休みの宿題ではなく、通常授業での宿題だった。原稿用紙1枚、低学年だからマス目は大きかったが、全く埋まらなかった。だってその当時の感想なんて「おもしろい」「つまらない」それぐらいしかない。今でも思うのだが、本を読んで感想を言
月刊こしら Vol.73 (2021年6月号) 「特技がないなら〇〇をやれ!」
「特技がないなら〇〇をやれ!」 文・立川こしら
ベーシックインカムや、AI社会などコロナ禍で新たに見聞きした事柄も多いでしょう。
しかし、これらはもっと前から(皆さんの知らない所で)話題になっていて、突然湧いて出た話ではありません。
AIに仕事を奪われるなんて今更騒いでいる人は、もう一度小学生にでも戻って社会の勉強をするべきです。
新たな技術力が生まれて、淘汰される仕事なんて、蒸気機関が発
月刊こしら Vol.72 (2021年5月号) 「他人の常識に殺されるな!」
「他人の常識に殺されるな!」 文・立川こしら
タイムラインに流れてくる「芸人には何の保証もない」という嘆き。
そりゃ口開けて、ただ待ってるだけのヤツに保証なんてするわけないのだ。相手が国だからみんな勘違いしてしまう。
これを会社とか師弟関係に置き換えれば、そんなくだらないため息なんて溢れる訳がない。
何の努力もしない弟子は見捨てるか破門だし、会社だって働かない社員は冷遇するだろう。
彼らは「
月刊こしら Vol.71 (2021年4月号) 「会いたい気持ち」
目次●「会いたい気持ち」
「会いたい気持ち」 文・立川こしら
「こうなるんじゃないか?」
ある程度の予測を立てて、そこに対応出来るように準備する事が大切です。
特に新型コロナウィルスによって、常識が大きく変わろうとしている、こんな時だからこそ必要になります。
自分なりの未来予想と、現実の違いを修正しながら時代にアジャストしてゆくのです。
月刊こしら Vol.70 (2021年3月号) 「その落語家、連戦連勝」
目次●「その落語家、連戦連勝」
「その落語家、連戦連勝」 文・立川こしら
今の暮らし(その落語家、住所不定)を始めるにあたって、実はどちらにしようか迷っていました。
家を持つ、家を持たない。
月刊こしら Vol.69 (2021年2月号) 特集/緊急事態宣言
目次●特集/緊急事態宣言
落語の世界に足を踏み入れた時こそが、私にとっての緊急事態宣言だった。それまでの生活と全く違う、弟子入りや入門というルール。
ずっと憧れて入った世界ならまだしも、思いつきで足を踏み入れたのだから、何もわからない、知らないのだ。
月刊こしら Vol.68 (2021年1月号) 「行き先を決めろ! その足を踏み出すのはまだ早い。」
目次●Kosira's text「今年の目標」
Kosira's text「今年の目標」