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当帰飲子(トウキインシ)アトピー性皮膚炎カサカサした皮膚のかゆみに

当帰飲子(トウキインシ)は、皮膚の乾燥によるかゆみがある湿疹や皮膚炎によく用いられる漢方薬です。皮膚のかゆみに使われる代表的な薬になっています。分泌物が少なく、発赤が淡くてかゆみがある湿疹などに適します。皮膚の乾燥は「血」が不足する「血虚(けっきょ)」の典型的な症状です。「当帰飲子」は「血虚」の基本方剤とされる「四物湯(シモツトウ)」を含んだ処方で、乾燥した肌のかゆみを改善させます。

配合生薬: 当帰(トウキ)、芍薬(シャクヤク)、川芎(センキュウ)、蒺藜子(シツリシ)、防風(ボウフウ)、地黄(ジオウ)、荊芥(ケイガイ)、黄耆(オウギ)、何首烏(カシュウ)、甘草(カンゾウ)

当帰飲子の当帰、芍薬、川芎、地黄は血虚の代表処方である四物湯の配合生薬であり、血を補います。何首烏も血を補います。
何首烏、蒺藜子、防風、荊芥は痒みを止めます。
黄耆、甘草は補気剤といわれ元気をつけ、補血剤の吸収を促進し、皮膚の機能を高めます。

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北九州小倉の漢方薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子
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