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開業獣医師の説明会

保険課の先生から開業獣医師と指定獣医師についての違い、診断書の書き方、提出方法、金銭の流れについて説明をしていただいた。どちらも、診断書を書いて報酬を得るが、金銭の流れが異なるようだ。

まず、開業獣医師。こちらは、まず診断書を書き、農家に請求を行う。次に請求書と診断書を農業共済組合へ送り、審査を受ける。そして、診断書の共済金の9割が農家に振り込まれる。つまり、開業獣医師は先にお金をもらい、農家は後から補填される。農家の負担額は1割だ。

一方、指定獣医師では、診断書を書いた後、農家に内容の確認をしてもらう。次に、診断書を農業共済組合へ送り、審査を受ける。すると、診断書の共済金の9割が獣医師に振り込まれる。さらに、獣医師は農家に診療費の1割を請求する。つまり、開業獣医師は後にお金をもらう。農家のキャッシュフローは緩やかだ。農家の負担額が1割なのは変わらない。獣医師は診療費の9割を確実に振り込まれるという多少の安心感がある。

指定獣医師になるタイミングは年に一度しかない。僕の場合、まずは開業獣医師からのスタートとなる。果たして、指定獣医師のメリットの方が大きいのだろうか?手間が少し増えるので、その点を考える必要がある。

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