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OTODAMA'22 ~音泉魂~に行ってきました(2022.05.05)

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OTODAMA'22に行ってきました。(2022.05.05 大阪(泉大津フェニックス))

2年ぶりの開催とのこと。今回が初参加ですが良いフェスでした。とにかく出演者が良すぎた。「GRAPEVINE」「くるり」「The Birthday」「NUMBER GIRL」などなど。自分のために開催してくれた?と思えるような好きな方々で固められてます。令和のフェスっぽくない出演者と選曲が最高でした。来年も似たラインナップで開催してくれたら是非行きたいです。

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会場へのアクセスが割と楽で良いですね。大阪の難波駅から泉大津駅までが30分ほど。そこからシャトルバスに乗って10分くらいで到着。会場は「大浴場ステージ」と「露店風呂ステージ」に分かれていて交互に演奏。見たいバンドが立て続けにある場合は片方のステージを優先する必要はありますが、会場の広さが絶妙でどこにいても演奏が聴こえる点が良かったです。

当日は清々しいほど晴れてて、Tシャツに長袖のジャケットでギリ我慢できる暑さでした。海沿いで風がビュンビュン吹いてるんで夕方からは少し冷えます。屋外のフェスは5月がちょうど良い気がします。久々に屋外で飲むビールがまた旨かった。飲食ブースはアホほど混むんで、どこの列かわかりづらい、並んでも30分~1時間はかかる点に注意ですね。

今回のタイムテーブル・セットリストは下記のサイトに載ってます。
ここから各バンドの雑感です。

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羊文学

今回のフェスで目当てだったバンドの一つ。新譜『our hope』今年の作品のなかでも特に好きです。羊文学に合わせて会場には30,40分前に着いたんですが、入場の混雑で時間かかって2曲目辺りから聴けました。

轟音と塩塚モエカの声がとにかく気持ちよかったです。ベースとドラムの響きも解放的。野外で聴くのが良い。「光るとき」「あいまいでいいよ」が好きでした。個人的に「祈り」を生で聴いてみたかったです。

フジファブリック

飲食ブースで並びながら音だけ聴きました。
「Sugar!!」を久々に聴いてテンション爆上がり。買い物を済ましてステージに行くと「若者のすべて」が来て大満足でした。ここでもうフェスの元は取れました。志村以降の体制のフジファブリックはあんま聴けてないのでちゃんと聞こうと思います。

クラムボン

「パンと蜜を召し上がれ」「Lush Life!」「シカゴ」の3曲が聴けて良かったです。「ウィスキーが、お好きでしょ」も面白かった。原田郁子の歌声は弾んでて活き活きしてますね。3人のグルーヴも気持ちよかったです。機材トラブルでピアノの音が出なくなり、急遽作戦会議が行われたのが印象に残ってます。レアな瞬間が見れた。ドラムの伊藤大助が話すのもレアだそうです。MCで出た「裏が同窓会みたいになってる」って話が好きでした。

LITTLE CREATURES

レジャーシートで休憩しながら聴きました。
ライブ映えするバンドですね。リズム感が気持ち良すぎ。ゆる洒落。セットリストが上がってなくて曲がうろ覚えです...。次回行くフェスにも出る予定なので次は前の方でしっかり聴きたい。

iri

飲食ブースで並びながら音だけ聴きました。
イントロがド派手でかっこいい曲かかってんなぁと思って調べたら「Sparkle」 という曲でした。ファンキー。生だとベースの音ががぐにゃぐにゃしててかっこよかったです。

GRAPEVINE

飲食ブースで並びながら音だけ聴きました。
今回特に見たかったバンドだったんですが、見ることができず後悔してます...。昨年出た『新しい果実』がGRAPEVINEの中でも好きな作品で。収録されている「ねずみ浄土」が聴けました。このミドルテンポでねっとりした感じが好きなんです。他にも「光について」「風待ち」を演奏してて悶々としてました。自分が2人欲しいと思いましたね。

くるり

セトリが最高でした。「琥珀色の街、上海蟹の朝」「ばらの花」「ハイウェイ」ときて「すけべな女の子」。今回はドラムが「あらきゆうこ」、ドラムの力かどの曲も激しい感じで好きでした。「ばらの花」のラストが熱かった。ハードロック。有名どころを押さえつつ、最後に「街」で締めるのがたまらんですね。

Cocco

休憩しながら聴きました。
Coccoの衣装のインパクトがすごかったです。

「コバルト」はベースのグルーヴが良かった。沖縄っぽい感じのサビが印象的。「音速パンチ」はカッティングが鋭くてかっこよかった。ライブ後にCoccoの曲を聴いてハマってます。

The Birthday

初めてチバユウスケを生で見ました。色気がダダ漏れでした。イケてるおじさんのかっこいい演奏。出音がえぐい。ベースがぶりぶり。鋭い。ドラムが攻撃的。「ブラックバードカタルシス」アウトロの盛り上がり、切なさが好きです。この曲のアウトロってNew Orderの「Ceremony」に似てる気がします。

ハナレグミ

休憩しながら聴きました。
「大安」がとにかく気持ち良かった。極上の休憩。ラフな感じ。夕方に聴くとおセンチになります。盛り上げ方とかライブ慣れしている感じがしました。

NUMBER GIRL

リハで向井秀徳が「音がデカいんじゃバカタレ!」とか「いつからやればいいか教えてくれ!」とかキレ気味でちょっと面白かった。演出?なのか分かりませんが、エンターテイナーですね。The Birthdayは個々の音が別個で鋭い感じで、NUMBER GIRLは音の塊が全体で迫ってくる感じがしました。「透明少女」からの「水色革命」。「水色革命」が爽やかで激しくて好きでした。「CIBICCOさん」も聴けて良かった。「TATTOOあり」の田淵ひさ子のギターソロ、「omoide in my head」もやってくれたんで文句ないです。向井秀徳の発言で笑いを堪えてる田渕ひさ子が抜かれてるのも面白かったです。

TESTSET

一番ノれて個人的に今回のベストアクトだったかもです。立ち位置の問題か音響が不安定でギターソロが微妙に聞こえにくい部分があったのは残念でした。バックの映像も良くて「Full Metallish」は「TESTSET」の文字が輝いて動くのが綺麗でした。(TENETみたいだなと思った。)youtubeにMETAFIVE版が載ってます。

「Paramedics」はカウベルでカンカンする個所が妙にかっこよくて印象に残ってます。曲もアツい。「Don't Move」も聴けて満足。ノリがめちゃくちゃかっこいい。最後にライトが絞られる演出が滅茶苦茶良かったです。鳥肌立ちました。他にもLEO今井のガンギマリした顔芸も面白かったです。

AJICO

一曲目「ぺピン」を聴いて途中退場しました。時間があればじっくり聞きたかったです。UAの「大浴場だぜ!」って台詞がかっこよかったです。生ベンジーも見れてよかった。迫力と熱量がある。大人のかっこよさ溢れる曲でした。



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