いい治療者に出会うために
たとえ一瞬でも、自分の人生、命を預ける主治医。
いい先生に出会いたい。誰もがそう願う。相性が重視される心療内科・精神科ではなおのこと。
通院可能な病院、クリニックの候補が決まって予約へ…
その予約、ちょっと待って!
余力があれば、もう少し調べて欲しいこと…
先生の名前を検索する
心療内科は担当医表にフルネームで先生のお名前が載せてあるHPも多い。先生の名前は容易に判明する。
医師は職業柄、名前がネットに出やすい。担当医表、学会論文、大学、出向先病院名、民間の講演等。
心療内科でもどの分野が得意な先生か。
どのような経験を持つ先生か。
大学病院と兼務か、他のクリニックでも診察してるとか。ザックリでも、意外といろいろ分かる。
お知らせの見方
トップページ等にあるクリニックからのお知らせを少し遡ってチェックする。
過ぎた日時のお知らせは削除されてる場合もあるけれど、医師の入退職のお知らせが頻繁に出ていたり、学会出席、研修会等による休診、代診のお知らせが多かったり…
心療内科や精神科の診察は、ほとんどが予約制。
患者側からすると、診て欲しい時に先生がいない状態になる。予約が取りにくい状態にもつながる。
実際には予約自体は、どの程度入っているか、患者には分からない。
その日は予約いっぱいで…と、受付事務が予約さえ入れなければ、休診にすることは可能。
予約が取りづらい=クリニック大人気と、勘違いしがちだけど、これも必ずしも一致しない場合がある。
誤解のないように一応書いておきますが、
本当に予約いっぱいのクリニックもあります!
SNS、ブログも参考に
医師名、クリニック名で検索すると、クリニック公式アカウントも、最近は複数開設、投稿していたりする。
X'(Twitter)、Instagram、Facebook、YouTube、ameblo、note等。
開業している先生のブログは、宣伝広告を意識してるせいか、本名やクリニック名が多く、勤務医の先生だと、その辺りは隠していることが多い印象。
ネット社会といえど、検索してもほぼ何も引っかからない先生も、もちろんいらっしゃる。
ま、それはそれで。
できる範囲で良いので、目を通すことをオススメする。どんな情報であれ、火のないところに煙は立たない。知っておいて損はない。
開業医だけど、名前隠してる先生…?これは、何かあります。この辺りはまた後日、書きます。
独自の治療法は必ずチェック
何かをやりたいから、開業する。
保険診療では認められていない治療や、組織にいると出来ないことをやりたいから、という先生は多く、その治療を提案される確率は高い。
その治療法を望むか望まないか。
診察室でいきなり聞かれて、瞬時に判断をしなければならないケースも。
目に見えない心の治療は、何とでも言える。こちらがノーマーク状態はオススメ出来ない。事前に知識があるかないかは、分かれ道になる。
通院始めて一旦顔を合わせ、深いお話をしてしまうと、治療法を疑うハードルは高くなる。年数が長ければ長いほど、切り返しの判断は遅くなる。
そこをうまく利用されないように…