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歌詞和訳:お体を大切に / へとへとになって 〜 ポールサイモン Paul Simon "Run That Body Down"

昨日 医者のところに行ってきた。歯医者だったから、ちょっとこの歌とは違うな(笑)。今日、残暑の土曜の昼前、妻との休日の日課、バドミントンをやってきた。9月というのに猛暑、へとへとになって, Run That Body Down .. っつーわけで、今日は唐突に(いつも唐突だけど、しかしね、唐が突っ込むってのは唐の国のことなのか、唐菓子のことなのか何なのかね、唐突に何なんだこの括弧は)、兎に角(ウサギにツノってどういう意味なのかね、しかし)、へとへとなのは俺の身体じゃなくて、頭のことかね、とにかく、ポール・サイモン, Paul Simon, 1972年リリースの曲 "Run That Body Down" の歌詞を 17年前に翻訳したことがあるので、それを投稿することにする。

Run That Body Down

"Run That Body Down" ってのは邦題「お体を大切に」ってことになっているんだけど、当時せっかく自分で歌詞を訳すのにタイトルは人がやったものそのまんまというのでは面白くないので何か他にいいタイトルないものかと思って、結局、タイトルの直訳的なニュアンスとこの歌の歌詞の意味するところからすればこんな感じかなと、「へとへとになって」ということにした。

この曲は、Paul Simon の 2枚目のソロアルバム、自分の名前を冠した "Paul Simon" に収録されている(LP, A面の 4曲目)。彼は既にサイモンとガーファンクル, Simon & Garfunkel 時代に 1枚ソロアルバムをリリースしているので(そのアルバム "The Paul Simon Songbook" のことは以前、彼の "Kathy's Song" の歌詞和訳を投稿した際に少し触れています:本投稿の後段の付録リンク集の中)、この Simon & Garfunkel 解散後の彼の最初のアルバム "Paul Simon" は、Paul Simon のソロ 2作目。英語版 Wikipedia には Released January 24, 1972 となっているけれど、彼の公式ウェブサイトでは Released January 14, 1972 となっている。実はアーティスト本人の公式サイトでも間違いが掲載されることってあるから、どっちが正しいのか分からない。まぁ日本でもおおよそそのくらいの時期にリリースされていたのではと思う。1972年の 1月とか 2月とかなら、自分は小学校5年の三学期。でも当時は日本でのリリースはわりあい遅れるケースも珍しくなかったはずで、もしかしたら小学6年になっていたかもしれない。

Simon & Garfunkel が解散したかしないかぐらいの時期に彼らの音楽を知って聴き出した自分だが(同時期かおそらくそのほんの少し前ぐらいにショッキング・ブルー, Shocking Blue の「悲しき鉄道員」, "Never Marry a Railroad Man" を聴いて気に入ったりしているのだが、今はもう死語に近いかもしれない「洋楽」への扉を開けてくれたのは Simon & Garfunkel だったと思う)、この Paul Simon の S&G 解散後 1枚目のソロアルバムは当時レコードが発売されると真っ先に買っていたのではないかと思う。.. と書きながら、実はよく憶えていない。買ったレコードが ガキの頃の我が家にあったのは間違いないのだが、LP は小学生の小遣いからしたら高過ぎるし、自分ではなくて 3歳年上の今はミュージシャンになっている兄が買ったレコードのはず(当時 Simon & Garfunkel を聴き始めたのも間違いなく兄貴の影響なので感謝!)。

その頃の記憶はけっこう曖昧。ま、いいや。とりあえず、小学生の頃の自分なんて、もちろん、まだまだ、「へとへとになって」はいなかった。 

Run That Body Down (歌詞和訳)

この歌の歌詞は、当時自分のホームページに載せていた日記によれば、2003年6月22日に訳していて、それは 2016年の 1月末ぐらいまで 13年以上続いた「人生のポケット」期の序盤の時期(「人生のポケット」についてちらっとだけ、しかしごちゃごちゃと書いた投稿を過去にしているので、その投稿へのリンクを本投稿の最後の方で)。

そんな時期の自分の「心象風景」「の・ようなもの」(宮沢賢治が好きなので使ってみただけ、かもしれない言葉と、観てないはずなのに公開年が 1981年で何となく学生時代の記憶が蘇る邦画のタイトルを組み合わせただけ、かもしれない、ただの言葉遊び「の・ようなもの」)の影響はあるかもしれない。

Run That Body Down ー From Paul Simon 1972 self-titled album

Run That Body Down へとへとになって 

*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。英語歌詞・原詞は公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.1 加筆/削除/編集)。

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昨日医者に行ってみたら
女医が言うには大丈夫そうだって
彼女はこう言ったよ
「ポール、よく考えてみて
 これからどのくらい体を
 こき使えると思ってるの?」
「これまでやってきたことを
 あとどのくらい繰り返せると思うの?」
「誰を騙してるつもりなの?」

僕は家に帰ってきて床に着いたんだ
頭を休ませていたのさ
妻が入ってきてこう言ったよ
「どうしたの、どこか具合が悪いの?」
それで僕はどこが悪いか話してこう言ったのさ
「ペグ、よく考えてごらん
 これからどのくらい体を
 こき使えると思ってるの?」
「これまでやってきたことを
 あとどのくらい繰り返せると思うんだい?」
「誰かを騙してるつもりなのかい?」

若い人もよく考えた方がいいよ
これからどのくらい体を
こき使えると思うかってさ
これまでやってきたことを
あとどのくらい繰り返せると思ってるのかな?
それとも誰かを騙してるつもりかい?

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ネット上ではここ。自前のホームページ上。ただし、2001年夏に本を買って HTML 独学して 1週間ほどで立ち上げた、ホームページ作成用簡易ソフト不使用のウェブサイトで、以降一切、仕様を変えておらず、現在、とりわけスマホなどから閲覧しようとすると OS のヴァージョン次第では文字化け。

付録 1: 収録アルバム、レヴューもどき

18年半ほど前、2002年3月23日に、収録アルバム "Paul Simon" のレビューもどきを書いていた。さらっとした、短いものだけど。

当時そこでは、「ポール・サイモンが、S&G .. 解散後に発表した記念すべきソロ第一作(1972年)。これ以前に、S&G の初期にポールがイギリスで発表した THE PAUL SIMON SONG BOOK というタイトルのソロ・アルバムがあるが、そちらは当時ポール自身によって短期間のうちに回収されており ... デュオ解散後に制作された本作を事実上のソロ第一作とみることに大方の異論はないだろう」なんて書いたのだが、まぁこういう言い方をしてもいいとは思うけれども、ポール・サイモンが名実ともにソロ・アーティストとなってからの第一作は 1972年の "Paul Simon" なんだけど、厳密にソロアルバムの定義を踏まえれば、ポール・サイモンの最初のソロアルバムは、1965年にリリースされた "The Paul Simon Songbook" の方で、"Paul Simon" は 2枚目のソロアルバム。 

ネット上ではここ。自前のホームページ上。ただし、上にも書いたけれど、2001年夏に本を買って HTML 独学して 1週間ほどで立ち上げた、ホームページ作成用簡易ソフト不使用のウェブサイトで、以降一切、仕様を変えておらず、現在、とりわけスマホなどから閲覧しようとすると OS のヴァージョン次第では文字化け。

付録 2: Still Crazy After All There Years (歌詞和訳)

付録 3: Kathy's Song (歌詞和訳)

付録 4: America (歌詞和訳)

付録 5: American Tune (歌詞和訳)

付録 6: Flowers Never Bend with the Rainfall (歌詞和訳)

付録 7: 50 Ways to Leave Your Lover (歌詞和訳)

付録 8: Duncan (歌詞和訳)

付録 9: 「人生のポケット」 関連投稿

本投稿の「Run That Body Down (歌詞和訳)」の章の冒頭でちらっと触れた「人生のポケット」についてさらっと(でもないけれど)書いた投稿と、それにちとばかり(でもないけれど .. かな)関連する投稿。

あのですね、拙者、無神論者ですけどね。

「人生のポケット」に少し関連、いや、だいぶ関連。少し愛して、なが~く愛して(大原麗子)、とは関係ない。ないと思う(笑)。

思いつきの付録: 茨木のり子の詩をちょっと紹介してみたの巻

付録の打ち止め (にならなかった): 何となく、とにかく、「いまを生きる」。

これが本当の今日の付録の打ち止め: もう今日の投稿と関係ねぇじゃないか、でもね、なるべくなら多くの人に読んでもらいたい、ユヴァル・ノア・ハラリ論考批判


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