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キングスキャニオンの絶景でモメる女子【オーストラリア旅行記】#7

ウルルツアーのメニュー
❶アボリジニカルチャーセンター
❷ウルル(エアーズロック)(麓・マラウォーク)
❸エアーズロックキャンプサイト
❹エアーズロック空港
❺カタジュタ(風の谷)
↓ 今日はここから↓
❻キングスキャニオンキャンプサイト
❼キングスキャニオン


朝から登山

翌日は若干遅く5時ごろ起きる。
結構風が強くて、何度か起こされた。
何人かは風の音で全然眠れなかったと言っていた。

そこから朝ごはんを軽く食べて(俺はコーヒーのみ)出発。
今日はキングスキャニオンを登る。まだ8時前だけど。全体で2時間くらいのトレッキング。登るときに女子二人がいろいろグチってたw
キングスキャニオンは遠目に見てもすごい迫力だったけど、登ってみてもすごかった!

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↑こんな感じの勾配。スニーカー必須。


途中で岩と岩の間の隙間を通るところがあって
そこが90年代にヒットしたオーストラリアのLGBT映画「プリシラ」の舞台なんだよ〜とのこと。えーーそうなんだ〜!って感動したの、俺だけ。ほかの人誰もその映画を知らないの。涙
えーつうかクラシックだから!って熱弁する俺。
そっかでもいまやもうカルトムービーなのねん、、、


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↑今やルポール・ドラァグレースなんかで大人気なドラァグクイーン。すごい元気もらえる映画!是非みてみて。

プリシラ(The Adventure of Priscilla -Queen Of The Desert)
海辺の街シドニーに住む3人のドラァグ・クイーンが、オーストラリア大陸の中心・砂漠の真中の街アリススプリングのホテルで開かれるショーに出るため、入手したバス「プリシラ号」に乗って旅をする、いわゆるロードムービーである。様々なトラブル、アボリジニらとの出会いを経つつ、一見陽気な彼らにも、様々な過去や思いがあることが明らかにされる。砂漠の荒涼とした風景と、彼らの派手な出で立ちの対比が特徴である。


そしてもう言葉では説明できない凄さなので、ご覧あれ!

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↑かつて水があった跡

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↑割れ目。足が震えるw 落ちた人いたらしいので注意

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で、登り切ったところで、さっき愚痴ってた子とガイドがちょっと言い合いになったりして。結構フラストレーションマックスになっちゃったのかな。
こんな素晴らしいところでちょっと残念な感じ。
まあでも俺も含めほかの人はひょうひょうとエンジョイしている。

友達といたらこういう感じの悪ふざけしちゃうんだけれどもw

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10時ごろ山を降りて、帰路へ向かう。
ここでウルル(エアーズロック)空港でドロップオフを希望することもできる。
プランニングの時問い合わせた時に「10時に空港は無理」と言われたのは
こういうスケジュールだったからなのか。

それから帰路はみんな疲れ気味なのもあり、行きの時のようにはしゃぐことはなかったかな。

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途中ランチを取ったりしてアリススプリングに夕方前に到着。
それぞれホテルまで送ってもらう。
お〜三日前には朝早くここでドキドキしながらみんなと会ったんだよな〜。
あっという間だったけど長くも感じる。
夜お疲れ会をすることになってたので自分は参加することに。

同じクラウンプラザホテルでは今度は2階の部屋に案内された。
でもいかんせんもう日が暮れて景色楽しめないのねー。

以前タンザニアのサファリツアーに参加した時、
スケジュール組む時にザンジバルというリゾートとサファリをどっちを先にするかで失敗した。
リゾートを先にしちゃって、その次過酷なサファリツアーにしちゃって、疲れたままでケニアに陸路で移動するという過酷なスケジュールにしてしまい、結構ヘロヘロになった思い出が笑
リゾートでのんびりするのと、こういうアドベンチャーツアーを組み込むときは
リゾートは絶対後にしなきゃ!と勉強したので、今回もウルルの後はアリスで2泊のんびりするつもりで取っていたんだよね。まあそれがツアー会社の都合で変えられてしまったのだけど。

ホテルではシャワー浴びてワイン頼んで部屋で飲みながら久しぶりにがっつりとネットをみたり。

そうそう、ツアー中はWifiを使える場所はキャンプサイトかドライブインくらいでした。割愛しちゃってたけどみんなが自由時間で遊んでる間、キャンプサイトのカフェとかで何度か仕事のメールしたりもした。

ホテルからダウンタウンは若干距離があるんだけど、無料のシャトルで送ってもらえる。この頃には中国とダイヤモンドプリンセスの報道がこっちにも来ており、大丈夫かよ?と心配そう。俺も心配だってば。


お疲れ会は、初日泊まったDiplomat MotelのUncles Tavern。なんときたのが②🇩🇪と③🇬🇧と俺だけ。ひい〜!
10人分くらいのテーブルは抑えてあった風だっけど、ショボーーん。
まあ、いろいろあったしね。あの女子達はこないだろうし、フランス家族も水入らずで休みたいだろうしね。

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まあ気を取り直して、みんなでいろいろお話。なんか不思議と、その席では人となりとか仕事とかリアルな話になってた。着てるものもツアー中の小汚いのとまたちょっと違う感じでね。
ガイドさんも前はセールスの仕事してて、何年か前から友達たちとこの仕事してるんだ。とか。
みんな人生色々だよね。俺も民泊こそやってるけど、本当は12月までリーマンしてたけどやめちゃって、今や社会からこぼれ落ちて、こんな旅人。まあ帰ったら仕事探さなきゃ〜。

みんなでクラフトビール飲んで、ちょっとテーブルホッケーやったりして、お開き。
Facebookに写真投稿するから〜って別れた。

自分的には本当にいい思い出になった。確かに疲れたけどね。こういう風にバックグラウンドの全然違う人たちが、違うことがまず大前提にある中で数日間でも一緒に過ごし、共同作業していくというのが1番好きなのかもしれない。すっごく自分らしい気持ちになるんだよなー。

日本人に馴染みのあるガイドに「君はほかの日本人とちょっと違うな!」と言われたんんだけど、違うって言われるのは自分には最高の褒め言葉なんだよね。外国にいたら「違う」ことが魅力や武器になるのに、日本にいると同じこと言われちゃうと、それって全く逆の意味で使われている。やっぱそこら辺でしっくり折り合えない自分がいる。しかもず〜っと。今後も?


つづく

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