チェロ 私のあがいた跡
昨年12月までチェロを習っていた。
楽譜が読めなかった私が読めないなりに工夫した点を残しておく。
また始めたら、もっと工夫を重ねていく。
弦楽器に触れる前に義務教育でまず習うのが、ピアニカだ。
基本的に音楽は何事も鍵盤で音の位置を考えるようだ。
ところが、弦楽器とピアノでは音が出る場所の位置が違う。
でも私が使っていたチェロの教科書はなぜか、鍵盤の並び通りに音符が書かれていた。
教科書を載せることができないので、私の文章のみの説明になってしまうが、つまり右肩上がりに音が高くなるようドレミファの音符が書かれている。
チェロは自分が楽器を抱えた時に、一番右側の弦が音が低く、左に向かうにつれ、音が高くなる。ピアノと逆だ。
教科書では、チェロのイラストとともに弦の押さえる場所と音が親切にも書かれているが、これも鏡越し。
先生の手を正面から見たバージョンで書かれている。
なぜ?
分かるわけないやん。
どの弦からどの音が出るか覚えるように言われたのに、なぜ真逆に教科書は書くの?
どうして私の脳みそが一手間かけて反転させなきゃいけないの?
そこにタイムラグがあって余計怒られるんですけど。
ということで、自分で教科書の音符の並びを書き直した。
書き直すと一つ見えたことがある。
チェロでは弦を自分から見て左に動かすとup、右に引くとdownと言うらしい。どっちがどっちかなかなか私は覚えられなかった。
ところがどっこい、これを自分で書いた楽譜にあてると
音符が左にいくにつれ音が上がっていくので、弦も左に行くとupになる。
弦を右にひくと、音は下がっていくのでdownになる。
なるほど!
って納得したのは私だけかもしれないけれど、そういうことか!とやっと覚えることができた。私は言葉での説明や文章だけより、絵で覚えるタイプのようなので、絵に描くことでやっと納得することができた。
実は、ピアノの鍵盤以外の音もチェロでは出てきた気がしたけれど、
質問できる前に辞めてしまった。また始められたときに解明したい。
そして、どの弦からどの音が出るかを自分の脳みそと共に覚えられる方法を解明したい。
てか、もっと分かるように教科書作れよ!と最後はイラっとした。
私が教科書作ってやろうかと上から目線になってしまった。
脳の仕組みは人それぞれだから、私が考えた方法では分からんっていう人もいるしな。
早く再開できるようにしよう。
心の中ではいつだって歌ってる♩
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?