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チェロ 意外にちゃんと取り組んでいる


私は絶賛3人のグループでチェロの授業を受けている所。お一人は夏から始められてmyチェロをもってらっしゃる初代myチェロさん。もう一人は始めたばかりなのに、もうチェロを購入。二代目チェロさん。私は想像だけで練習中。

これまでの私のチェロレッスン

お久しぶりのチェロ。2週間レッスンがなかった。なのに一度しか楽譜を開けていなかった。
慌ててレッスン直前に楽譜を見直す。
前回はシューベルトの『子守歌』が眠れないよと言われていたので、『子守歌』だけ見直した。



教室の前に行くと、初代myチェロさんは前回欠席だったが、今回は無事来られていた。

前回の授業について初代さんと二代目さんが二人で話をされていた。
「次回どこするとか言ってました?」
「いえ、何も。いつも突然始まるんですかね」
「ねぇどこから始めるとか言ってくださらないですかねぇ。」


皆そんなこと思ってたんだ。考えたことなかった。
私は今までだいたいこの辺やるんじゃない?と雰囲気で次に授業でやりそうなページだけ音符の読み方を書いていっていた。
予想とは違うところから先生が始めても、
『おぉ、今日はそこ行っちゃう?!』ぐらいに思っていた。
予習してないところまで進むと、一音も弾けないので、先生が『あっ…』な感じで音符の読み方書いてくれていた。そして私はもう少し予習をしておこうと軽く反省するぐらいの挑み方だった。

なるほどなぁ。


いざレッスンスタート。
今回先生はさすがに緩やかに授業をしていこうと思ったのか、なんとか私は授業についていくことができた。

シューベルトの『子守歌』も直前に楽譜を見直しただけあって、意外に弾くことができたと思う。一番線の音はやっぱりきれいに出すのは難しいけれど、一番高い『レ』の音以外はマシになったのではないでしょーか!
そして急に復習を言われた『歓びの歌』も全く見直していなかったけれど、
まぁまぁできたと思う。
∨が連続して出てくるところ以外は。


今回先生は音楽としての弾き方を熱く語っていた。
正直私はまだ音符を追うことに精いっぱいで、音楽としての弾き方は当分対応できないだろう。

先生はチェロは一人で弾くことの方がほとんどないから、周りの楽器の音をちゃんと聴いて合わせていくことが大事なんだよと言っていた。

それは予想外。一人で弾ける楽器なんだと思っていた。
いやむしろ一人で弾けると思っていたから…。


そしてレッスンの最後に次回はどの部分をするか、今までになく細かに先生が説明してくれた。お二人が外で不満を言っていたのが聞こえていたんですか⁉


帰りに前回休んでいた初代myチェロさんに話しかけられた。
初「いつも変な音出していてすいません」
私「いえ、私もなので。」

初「私、楽譜を途中で見失ってしまってどこを弾いているのか分からなくなってしまうんですよね」
私「あ~、私は楽譜読めないので読み方を全部書いていますよ。」
初「ヘ音記号難しいですよね。私も苦手です。」
私「そうなんですか。私は次はこの辺やるかなぁってだいたい予想して音符の読み方を書いていってます」
初「次どこをするか先生が言ってくれないのは普通なんですね。えーやっぱり予習していった方がいいんですね。」

と言われた。
逆にびっくりだよ。いや、むしろ今まで苦手なのに音符の読み方を書かずしてやっていらっしゃったのがすごいです。

私は、音符の読み方から指の番号、弦の動かす向きまで楽譜に書いて行ってもついていってないのに。


今までグループレッスンのメンバーの皆はチェロを購入されて意気込みが違うなと思っていた。でもチェロを持っていない私は意外にちゃんとチェロに取り組んでいるんじゃないかと気づいた。


物事に取り組む時の姿勢は、熱心さへの表現が人それぞれ違うんだな。





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